デザイン初心者がいちばん先に読むべき本
どうもはじめまして。
兼本康平と申します。
私は未経験からWebデザイナーを目指して勉強しています。
これまでに、デザインに関する本をたくさん読み漁って、辿り着いたのが今日ご紹介する本です。
「伝わる」デザインの考え方
はい、この本何がすごいのか。
結論から言います。
「デザインの考え方」について書かれてある
本のタイトル通り、これに尽きるんです。
世の中には数多くのデザインの本が存在していますが、デザインの考え方について書かれてある本は多くありません。
私もそうだったのですが、デザインの初心者は、デザインと聞くと何かとセンスの世界だと思います。
だから、気合を入れてカッコいいもの、可愛いものを作ろうとするのですが、そもそも考え方が違っているというのです。
「すぐれた」デザインではなく、「伝わる」デザインを
本書は、冒頭で読者のデザインの対するイメージをいい意味で覆して始まります。
その上で、デザインのフローを1から詳しく「段取り」として説明しています。これは、デザインの前段階の作業です。
6つの段取り(準備)
目的を考えよう
参考を探そう
形を決めよう
情報を整理しよう
世界観を決めよう
ビジュアルを準備しよう
これを、手書きまたは、今ではMiroなどのサービスを使って「段取りシート」としてまとめます。
これをもとに、デザインを考えていくという流れです。
デザイン制作
書体
色
ビジュアル
配置
用紙と形
印刷
このように、「段取りシート」をもとにデザインを制作することで、ただのかっこいいデザインで終わらず、ちゃんと目的を果たした伝わるデザインになるんです。
私は過去に大学のサークルで、ポスターやパンフレット、Webサイトまでつくった経験があるのですが、もちろん何も知らないで感覚に頼って作っていました。
結果、できたものは中にはよくできたと思えるものがあったとしても、目的を果たせていたのかどうかは謎です。
これって、もし仕事だったらほんとNGだなと思います笑
まとめ
くり返しになりますが、この本のすごいところは、デザインに対する考え方を覆してくれることです。
特に、作ることが好き、とか、絵を描くこと、写真を撮ることが好き、とかアーティスト寄りの方に本当におすすめします!
みなさんのデザインの勉強に少しでもお役に立てれば幸いです。