心のアンテナの感度を上げる No.267

あなたは最近心が動いたのはいつですか?

昨日は午前中お墓参りに行き、昼から映画「アド・アストラ」を見て、夜は「KENTA HAYASHI]さんのライブを見に行きどちらも心が動きました。

「アド・アストラ」はネタバレになりますので詳しくは書きませんが、私は父と子の葛藤に共感し涙が止まりませんでした。

夜のライブではKENTAさんを見るのは初めてでしたが、魂に響く音楽で楽しい時間を過ごさせていただきました。

しかし、この心が動くという体験も、自分の気持ちが見たものに反応して出る感情ですので、何を見ようがどんな事をしようが自分の心が動く準備が出来ていなければ動きません。

要は自分の心のアンテナが反応するものにしか反応しませんので、ある方にはルネサンス美術を見ると心が動きますが、ある人には全く反応しませんが、そんな人でも現代美術には心が動いたりします。
また、多くの方が感動するアーティストのライブに行っても、そもそも音楽が好きでない方はなかなか心が動きません。

自分の心のアンテナが反応するものにしか反応しませんが、そもそもそのアンテナが敏感かどうかも大きな影響があります。

実は私も以前は全く芸術的な物どころか、周りの世界すべてにあまり興味がなくあまり心が動くことがありませんでした。
しかし最近は映画やライブといった大きなことでなくても、例えば朝起きてその日の天気の素晴らしさや散歩中の咲いている花の香り、鳥の鳴き声などにも心動かされます。

私にとって何が変化の元だったかといえば、自分の世界から出たことではないかと思います。
世の中は自分だけで回っているのではなく、自分に関わる多くの方、直接関わらないが、さらに多くの方がいらっしゃることに気が付いたという事です。

自分自身の事で必死で回りの方に気を遣う余裕もなく、周りの景色をゆっくりと見る事も出来ていませんでしたが、少し落ち着いて周りを見渡すと素晴らしい世界が広がっていました。

皆さんも少し余裕をもって何が起きても「これでいいのだ」と思えるよう落ち着いて深呼吸してみてはいかがでしょうか。
今問題と思っていることも時間がたてばそれほど大きな問題では無かったと思えたり、目の前に起こることも何とかなることしか起きません。

落ち着いて色々な事に心動かせる余裕を持ちましょう。

という事に「アド・アストラ」を見てふと気が付きましたが、映画の内容には全く関係ありませんね、、、、

今日の一言
心が動くよう心のアンテナを敏感に保ちましょう

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