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ちょっとした親切にほっこりした話 No.392

昨日はコワーキングスペースの準備のためIKEAに買い出しに行きました。

IKEAの家具類は自分で組み立てなければいけないというデメリットはありますが、コストパフォーマンスの良いものが多くあります

ここで気を付けないといけないのが、コストコや100均と同様ですべてがコストパフォーマンスが良いとは限らないという事です。

なんかあの雰囲気で見ていると「安~い」とか「か♡わ♡い♡い♡!」と思ってしまいますが、冷静に見るとそうでもない物もあるので要注意ですね。

そんなIKEAマジックにかからないよう、冷静に品物を選んでいたら60代と思しき男性が近寄ってきて「これ使える?」とクーポンを私に差し出しました。

私は「このおじさんなんで私にクーポンの使い方聞いてるのかな?」と一瞬意味が分からず、軽く動転していましたが、その後「クーポン使って」と言われて初めて、私がクーポンを使うかを聞いていた事に気が付きました。

そのクーポンはIKEAのレストランで食事をすると貰える2000円引きの割引券ですが、店内で1万円以上買い物をしないと使えません。私は1万円以上買うのでもちろん使えます。

その方は食事をして券をもらったのだけど、1万円以上買い物をしないから自分は使えないので私にくれたようです。

ようやく理解が出来て、素直に「ありがとうございます!!」と受け取ると、そのおじさんは足早に立ち去っていきましたが、後からじわじわっとありがたみがこみ上げてきました。

その方は買い物をしないのでただの紙切れだけど、カートに一杯の荷物を持ち、明らかに1万円以上使う私にとっては2000円の現金と同じ価値があるものです。

そんな事があり、とてもほっこりした気持ちで買い物をしていましたが「情けは人の為ならず」の言葉通りで、そんなことが自然に出来る方には必ず良い事が起こっているのだと思います。

良い事をすると回りまわって自分の所にも良い結果が訪れるというのは真実だと思います。

私の好きな映画でペイフォワードという映画があるのですが、これもシンプルに言えば、自分の受けた恩を受けた人でなくそれ以外の方に返していくというストーリーです。映画の結果としてはネタバレになるので書きませんがwikiご参考ください。

日本語では「恩送り」という言葉もありますが、親・上司・先輩・先生・師匠など上の方から受けた恩を次の世代にする事が結果として恩返しになるという考え方です。

チケットをもらいながら、そんなことが自然に出来る存在でありたいと思うと共に、そんな方ばかりの世の中になれば皆さん幸せなんだろうなと思いました。

と、ここまでは「ええ話やな~」なんですが、折角クーポンを頂いたのにそのおじさんが近寄ってきたときに思い切り警戒心を抱いていた自分がいて、ちょっと反省です。

多分おばちゃんなら「お兄ちゃんこれ使って~」って来ると思うので、それなら全く問題なかったのですが、60代の男性が「これ使える?」って言われて警戒してしまいました。

自分も人に接する時には笑顔で接するよう意識していますが、もしかすると笑顔でない時は人に警戒されているかもしれません。

また、自分が想像していない方にいきなり話しかけられると親切であっても警戒してしまうというのが分かったので、今後はにこやかな自分で行きたいと思います。

40代以上の男性の皆様、いつも「笑顔」が大切ですね!

今日の一言
情けは人の為ならずという生き方をする

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