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井上塾開催しました! No.435

昨日は第2回目の井上塾を開催いたしました。

今回はシェアタイムで皆さんの現在の課題をシェアしていただきました。シェアタイムでは自分の状況を話すことだけでなく、お互いに自分だったらどうするという思いを持ち、相手の話を真剣に聞いていただきました。

こういった聞き方をすることでいくつかの良い効果があり、まだ他にも多くの効果がありますが、主だった効果に以下の3つがあります。

1.異業種の話を聞き世の中の状況がわかる
2.自分だったらどうするというケーススタディーで、判断能力が身につく
3.傾聴する訓練になる

1は、普段から同業の話ばかり聞いていると、世の中全体の状況ではなく業界の状況だけで、判断をしてしまうという事が起こります。

自分の業界は環境が悪くても、そのほかの業界は良い時に、そこからアイデアがいただけたりします。

また、他社の取り組みを取り入れることで問題解決の糸口が見つかったりと、ベンチマーク出来ることが多くあります。

2は異業種でも人間関係のトラブルや、雇用に関する問題など共通する問題でなど、他社の状況を見て自社に取り入れることが出来ます。

また、過去の経験からほかの方にアドバイスをしたりすることで、さらに良い解決方法が見つかったりします。

問題解決能力は経営者にとって必須の能力ですので、数多くのケースを見ることで知見を高め、自分の能力アップにつながります。

また、自分の事として考える習慣や、自社だったらどうするだろうと考える置き換え能力は経営判断をする際に非常に有効です。

3は、普段から人の話を聞くトレーニングをしていない方は、すぐにアドバイスをしてしまったり、途中で批判したりなど最後まで聞く事が出来ない方がいらっしゃいます。

普段から人の話を聞く意識を持って聞かなければ聞くことはできませんが、こういった場を重ねることで聞けるようになってきます。

何事もトレーニングをする事で身につきますが、経営者にとって聞く能力は話す能力以上に重要な能力です。

会社ではつい話してしまうという方も、こういったお互いに経営者同士であれば聞くことも出来ます。

シェアタイムでは以上のような点を意識し話をしていただきましたが、お互いに活発な意見交換があり、とても良い時間になりました。

参加者の皆さんも同じように感じていただけていればうれしく思います。

来月も井上塾を開催しますのでご興味ある方は体験も出来ますので、ぜひご参加お待ちいたしております。

今日の一言
シェアタイムは自分の事として考える


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