形から入って心に至る 言葉は知っていたけどようやく心に至ってくる感覚がわかりました No.402
毎朝7時ごろ娘を駅まで送るのですが、この時期はちょうど日の出の時間になり、今朝の朝日があまりにもきれいで、思わず車を止めて写真を撮ってしまいました。
若いころは全くわかりませんでしたが、最近は朝日を見て太陽のありがたみがわかり「感謝」の気持ちが湧いてくるという感覚がはっきりとわかるようになった46歳です。
自然の素晴らしさに気付いたり、すべての事に感謝の気持ちを持つという事がこの歳になり、ようやく身に染みて理解できて来たと思います。
若いころ偉い先生の講演や講話を聴き、「感謝が大切ですよ」とか「ありがとうの反対語は当たり前です、何事も当たり前と思わず感謝しましょう」という事は知識として知っていました。
頭ではそんな概念があるのは理解できるのですが、本当の意味で心から理解しているかといえばそうではありません。その時は本当に理解したわけではなく「そんなもんかな」と思っていました。
完全に理解はしていませんでしたが、「ありがとう」と言うと良いと聞き「ありがとう」と言う事は意識し、いつの間にか習慣になっていました。
そうやって意味は分からないが、とりあえず行動として始めたことが20年近くたち、ようやく本当の意味で「感謝」という意味を理解できたと感じています。
形から入って心に至るという言葉がありますが、心に至っていなくても、まずやってみることは大切です。そして繰り返し行動する事でその本当の意味が理解できた状態が「心に至った」時だと思います。
まず形から入り行動する事から何事も始まりますが、心に至りその行動の本当の意味を理解して行えば、結果には大きな差が出ます。
例えば会社の掃除一つにしても、言われたからやっているという方と、この場所をきれいにすることでどうなるかを理解し
・一緒に働く仲間が気持ちよく仕事が出来る
・お客様が喜んでくれる
・仕事の効率が良くなる
上記のような思いをもってやっているのでは結果は大きな差になります。
まずは知識として知る事から始まり、その後その知識を行動に移します。行動を続けているうちにその本質がわかるようになり、「なんのために」やっているかを理解するようになります。
その言葉や行動の本当の意味を理解して行動できるようになって初めて「心に至る」状態になっているといえます。
頭で考えている事と、行動が一致していると同じ仕事をしていても、そこに目的があるので「わくわく」できます。
「掃除めんどくさいな~」と掃除している方と「お客様が喜んでくれるかな~」と掃除している方では終わった後の充実感も全く違います。
「なんのために」やっているかを理解し、目的を明確にし行動できるようにしていきましょう。
何事も心に至った状態で取り組めると良いですね。
今日の一言
本当の意味を理解する
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