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Tillandsia sucrei スークレイ

ブラジル南部のリオデジャネイロに自生するアノプロフィツム亜属のチランジアです。

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個人栽培株


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原産はこのあたりです。


アノプロフィツム亜属のチランジアには他に以下のようなものがあります。
・ガルドネリ
・カウツキー
・イキシオイデス
・ネグレクタ
など(極一部です)

例外はありますが、多くは南米の中部に集中しています。


スークレイ、実際に育ててみると分かりますが、結構水を欲しがります。もともと軟質ですが、水分が欠乏してくると葉がより軟らかくなり、葉の両端が閉じていきます。秋~春はそうでもないですが、夏は水やりが大変です。草体が小さく軟質な種は往々にしてこのように水切れに敏感な傾向があります。
とはいえ、育成自体は難しくなく、通常の管理にちょっと水多めにくらいの意識で大丈夫かと思います。


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このような感じで入荷します。これでほぼアダルトサイズです。


ところが…


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こちら2020年の春頃から入るようになった巨大なスークレイ。
ノーマルのスークレイと比べて、ちょっと硬いかな?というくらいで全体的な形や質感に大きな違いはないようです。大きい分乾燥耐性は高いようです。店で育成してそのように感じます。


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ちょっと遊びでコルクに乗っけてみた時の写真(ノーマルの方)
冒頭の個人栽培株もコルクに固定してますが、とにかくコルクとの相性が抜群。

※ノーマルと書いていますが、何が何をもってノーマルなのか…という問題はあります。
ここでいう「ノーマル」は、あくまで当店で過去から現在に至るまで通常よく入荷するタイプとお考えください。

ここでいうノーマルの方は、およそ入荷時のサイズで開花し、巨大化したケースは今の所聞いていません。


そして、ここからが本番!花です。

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見よ!この花を!(※写真はお客様からご提供頂きました)


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草体に対しての花序のボリューム!(※写真はお客様からご提供頂きました)


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チラ壁バックで映えますね。(※写真はお客様からご提供頂きました)



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めちゃ可愛い(※写真はお客様からご提供頂きました)


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ソーキング中(※写真はお客様からご提供頂きました)


お次は、例の巨大スークレイの花です。

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花はノーマルスークレイとほぼ同じように見えますが、花の量が多い印象を受けます。(※写真はお客様からご提供頂きました)


(ノーマル)


(大きい方)


スークレイが気になった方はどうぞお問い合わせください。

※写真は全て転載禁止です。

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