「手のひらに猫」感想

【イラスト】

表紙 alma様
構図も絵の雰囲気も、表情も、猫たちも、どれも素敵で、ずっと見ていたくなる表紙です!
猫の文字の遊び心も大好き!!


「列島のミケ」今岡一穂様
毛の質感がとてもリアルで、そこに目がいってしまって、一瞬タイトルの意味を見失っていました。気づいて、あ!っとなりました。

「癒しの時間」ひなたこう様
可愛い!!
好きなものだらけ!!!
これは幸せな癒しです。
青いケーキが気になる~!

「白い部屋」影田ユウ様
色味がとても素敵な絵。雰囲気がとても好きです。猫がそれぞれ体型が違って、右の子がとても気になりました。

「夏を待つ」笹波ことみ様
まるでマグリットのような不思議な作品ですね!猫ちゃんは外で寒いから、より夏待ちの気持ちが強いですよね。電話ボックスの上の足跡マーク、細かいところまで可愛くて大好きです。

「新参者」本田そこ様
風と空の感じが素敵!
猫の島に上陸した都会育ちの主人公が見た景色のような物語性を感じました。
女の子と手前の猫の表情がとても好きです。

「サバトラ」はちや様
大きな猫の顔と、上の猫の描き方の対比が素敵な作品ですね。色もカラフルながらしっくり来る配色で、素敵です~。

「ネコのじかんにみんなあつまれ~!」Lili様
楽しい雰囲気がとても伝わってくる、あたたかい作品ですね!
猫たちの表情がとても楽しそうで大好きです。

「ただいま」小倉さつき様
アングルがとても印象的でした。
こんなお出迎えされるなら、ダッシュで帰ってきたくなりますね!いいなぁ。

「ごきげんいかが?」ツネぎく様
この構図、とても素敵ですね。猫はもちろんのこと、人間の男の子がとてもリアル。
本当に何かのポスターじゃないかと思うくらい完成度が高いですね!


【小説】

「猫も時には反省する」きよにゃ様
猫と飼い主家族の心情や気持ちの揺れ動きが伝わってきて、ジーンと温かくなる作品でした。
猫の様子が、あるある、こういうの! と思わず頷いてしまうくらいリアルで、実家の飼い猫を思い出しました。

「ボルダリングキャット・ミタケ」よしだおか様
ボルダリンク、相当やっていらっしゃる方とお見受けしました。
私もボルダリングが好きなので、登る時の臨場感にドキドキしました!
尻尾、使えたらなぁ。バランス取れそうだなぁ。
猫×ボルダリングが新鮮で、読んでいてとても楽しかったです。

「愛猫奇猫」七星様
最初は気づかなかった不思議な世界観に、いつの間にかどっぷり浸かっていました。この猫いいなぁ。好きだなぁ。不思議な感覚でしたが、とても心地良く、ずっと続きを読んでいたくなる、そんな作品でした。

「あの坂のてっぺんで」斉賀朗数様
登場人物二人の関係性にとってもやきもきしながら、猫の可愛さに癒されながら、結末に悶えました。尊い。
描写がすごく綺麗で、素敵な作品でした。


「ロシアンブルーの爪」桜鬼様
家族と猫の関係性、人間同士の関係性がとても巧みに表現されており、まるで目の前で展開しているかのような臨場感がありました。
だからこそ、ラストがもう、その先が気になって気になって仕方が無い作品です。

「ねこすい」花草セレ様
白猫が色の話になるとは、思ってもいませんでした。色の話が物語に上手く溶け込んでいて、難しい事柄がとても読みやすくなっていました。場面転換がなめらかで、舞台演劇を見ているかのような印象的な作品でした。

「永遠の恋」幸坂かゆり様
猫と主人公との関係性の移り変わりや、幼なじみの思い出とのシンクロがとても自然で、読後感もとても素敵な作品でした。
マリちゃんが素敵すぎて惚れます。

「光」笹波ことみ様
主人公の境遇と猫の物語が最後に綺麗にまとまるのがとても印象的でした。バレエの知識は無いのですが、描写がとても丁寧で空気感が伝わってきて、バレエを見てみたいと思いました。

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