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【神田岳】2019.11.10 ツール・ド・おきなわ100km マスターズ 121位

今回で2回目の参戦となる「ツール・ド・おきなわ」。
レース歴は長いものの、昨年が初参戦だった’おきなわ’。今年も木曜日の夜に沖縄入りして翌日に名護へ移動。風が強いのが気になるが、ホテル付近の上りと国道沿いを軽く流して脚の調子を見る。土曜日は、日の出と共に国道を1時間ほど流しに行くが今日も風が強い。午後からは、レースの受付やRX高岡のトークショーなど、チームメンバーとひとときを過ごす。

今年から100kmは(140kmも)オープンクラスとマスターズクラスに変わったが、40歳代でオープンクラスに参加するツワモノの方もリザルトには少しいたようだ。

レース当日、レース前はあまり緊張はしないことが殆どだが、’おきなわ’では珍しく緊張して夜中に何度も目が覚めてしまう。100kmクラスのオープンには、RXからバシと佐藤がエントリーしていたが、残念ながら諸般の事情でDNS。スタート地点までの移動やその後のスタートまでの2時間をチームメンバーがいないのは心細いが、気持ちを切り替えてリラックスして過ごす。

スタート地点は沖縄本島北端に近い「奥やんばるの里」。
自走らしき人も見かけるが交通規制の関係もあるので、140kmクラスのスタート付近から主催者側で準備されるバスに乗り込んで向かう。スタートまではまだたっぷり時間はあるが、すでにスタートの位置取りのため自転車を並べ始めていたり、早々にアップを始めていたり、様々にスタートまでの時間を過ごしているようだ。
1時間前になり着替えて緩やかにアップを開始。とは言うものの、コース上は210kmクラスが通過するのでクローズされているため、召集場所付近でケイデンス高めにして身体を暖める。

10時過ぎにスタート。
昨年のシードがあるものの、アップを直前までしていたので中盤くらいから焦らずにスタート。

奥の登りで前方に上がるべく、少しペース上げ気味で行く。
下がってくる選手もいるが、先頭らしき集団と同じくらいのペースで上がっている感じ。奥の登りを終えて下りセクション。まだ、集団がバラけていないので道幅いっぱいに選手がいる。落車も多いのでライン取りや万一の回避も考えながら慎重に下る。

西側の海沿いに出て下り基調の平坦がしばらく続く。
まだ集団はかなりの人数。ローテしていても外側から被ってきたりして集団が落ち着かない感じ。スピードの上げ下げもあるので少し下がって集団の様子を静観。

落ち着かない集団のまま普久川への上り。
昨年もそうだったが、自分としてはそれほど踏んでいなくても前方へ・・・。
(超)軽量という身体的特徴を活かして、できるだけ上りで稼ぎたいが後半に備えて少し控えめで行く。そのまま前方でKOMを過ぎて普久川の補給も通過。

学校坂付近で、140kmマスターズクラスが追いついてきて、RX福田、ヤマケンが前方でしっかり走っている。その後高江からの小さなアップダウンを繰り返しながら東側の海岸線へ。この小さなアップダウンで集団内のペースがうまく噛み合わない上、スピードが乗ったまま緩斜面を越える場面が多く、自分の脚質的にじわじわと脚にくる。

宮城のチェックポイント付近で、140kmマスターズクラスのRXヤギが後方から登場。20名程度の各クラスが混走したグルペットを引き連れていたので、すかさずそれに乗る。クラスは違うがチームメンバーが居てくれるのは頼もしいしこちらも励みになる。ヤギと先頭付近でローテしながら、海岸線を南下して慶佐次の補給へ。ここの補給でグルペットがやや崩れたのと、自分も脚にきていたのでその後の短い上りでドロップ。

数名で最後の坂である、羽地へ向かう。
昨年よりも脚は残っている感じでもあったがとにかくキツイ。トンネルを抜けてからの坂。ここは応援の方もたくさんいるので、なんとか乗り切れるが、その後の下りに入るまでの小さな上り坂で脚が痙攣気味になる。

下りきって国道に出たところで、210kmクラスの方2名と合流。
ラストまで3名でローテしながらイオン坂をクリアしてゴールへ・・・。

昨年は初参戦という事もあり、コースを見ながらの走りで抑え気味であったが、
今回は昨年より攻めたつもりが結果にはつながらずに・・・。しかし、このコースの面白さと奥深さは’おきなわ’ならではと感じる。

少しでも良いリザルトとなるようにこれからの一年を大切にトレーニングして、来年も参戦したい。

最後に、レース中、沿道から応援をいただいた皆さま、ありがとうございました。
また、多方面から支えてくれているチームメンバーに感謝します。

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