まとめブログは儲かるのか? その8

前回のnoteからの続きでからの続きで2015年以降のお話です


成長する代理人達と管理人の思惑のズレ

2014年度から動き始めた新体制の艦これ速報運営チームは
2014年~2015年の大掛かりなゲーム内期間限定イベントを経て
比較的仕事に慣れてきた人も多かった時期です
そして艦これ的にも最も情報が多かった時期でした

一日の終わりの時間に代理人達が行った記事進行をチェックして
記事化してない新しい情報の見逃しがあったら指摘して翌日に出してもらう
この頃の管理人はそういったサポート的なアンテナ役と
イベント海域開催事の攻略記事などを担当していました

実際通常の艦これ速報の進行はうまく回っているよう見えました
しかし管理人のこの立ち位置は「理想形とは違うな」と感じていました
そもそも艦これの専門家として雇っていた代理人達でしたが
その専門家達が管理人目線で割と「新しい情報の見逃しをする」のです

この「新しい情報」とはグッズや雑誌などの情報、公式から発表される情報
といった調べれば誰でもわかる情報ではなく
艦これの本質的な「検証&攻略情報」をよく見逃すのです

代理人には艦これをやってもらうことを前提での雇用で
実際に全員艦これをプレイしていました
以前のアルバイトの人達には艦これをプレイすることを強要しませんでした
しかし、「新しい情報の見逃しをする」のは以前とあまり変わらず
管理人自身が情報をチェックする量はあまり減らなかったのです
この問題には人の本質が関わる部分がありました

なぜ検証&攻略情報を見逃すのか

お疲れ様会として管理人達は度々ご飯を一緒に食べることがありました
管理人自身は怒ることが苦手な人間で
怒るよりか丁寧に説明することに時間を割いた方が
同僚にせよ、雇っている人にせよ良い時間になると昔から考えていたので
代理人達と管理人との仲は良好だったと思います

そして度々聞いたものです
「掲示板で話されている検証&攻略情報をなぜ見落とすのか」
その問に対して色々と言葉を並べ立てられますが最終的に行き着く先は
それが検証&攻略情報だとわからない
という返答でした

それに対して雇用主としてはもっと頑張って欲しいと思う部分も
もちろん少なからずありましたが
では「もっと頑張る」とは
「何を頑張れば検証&攻略情報を理解出来るのか?」
という問題にぶち当たります

ゲームにおける検証と攻略はジャンルにも左右されるとは思いますが
数値的にはっきりしている部分を軸として扱う検証と
それらの検証などの基礎情報を元に感覚的な部分も混ぜながら考える攻略
この両方共に長年接していて感じるのは
「検証と攻略を話すには人間的な相性が出る」ということでした

検証&攻略と相性の良い人間は一握り

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