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前向きな諦めがあってもいい

何について書こうかなと、みんなのフォトギャラリーを
検索せずに見ていた。

これは同じあゆかんのあゆちゃんから習った、
困った時のフォト頼みなのだ。

今日の場合は困っているというよりは、
何となく見ていただけではあるのだけど、
ふと、このイラストに惹かれた。

「時には前向きにあきらめる」って
今の私の気持ちにピッタリだと思った。

あゆちゃんの言うとおりだった。
ピタッと来るイラストとか写真とかに
出会えるものなんだなあ。

ギランバレーになって、どんなに頑張っても
出来ないことがあると知った。
身体を動かそうといくら願っても、
神経が傷付いたら無理なのだと。

そして神経に関しては、手術で繋げるとか
薬を飲めば治るとかはなくて、
今の時代の医学にも出来ないことや
分からないことがたくさんあるんだと
今更ながらに知った。

でも、今までに諦めていたことと
決定的に違うことがあった。

それが、前向きな諦めなこと。

出来ないのは、自分がダメなのではなく
病気で出来ない状態になっていると
思えるようになれたこと

今までは、いくら周りから出来なくても
いいんだと言われても、自分が許せなかった

出来ない自分がダメなんだと自分を責めたし
優しい言葉をかけてもらっても、申し訳なさが
増すだけだったように思う。

でも、今は違う。
出来ないことは恥ずかしいことじゃないし
出来る様に色々まずはやってみて、
それで出来なかったとしても自分を責めたりは
しなくなったのだ。

それは、やってみただけでも何かしら
得るものはあるとわかったから。

ずーっとリハビリを続けていても
未だ私の唇には力が入らない。
頬を膨らますことも出来ないし、
うがいの時は手で唇を押さえないといけない。

でもそれは私が悪い訳ではないし、
今はまだ出来ないけど、いつか出来るかも
と考えられるようになった

出来なくても、責めない。
前向きに諦める。

今の私にはまだ無理だけど、
焦らずやれば、いつかきっと。

だから今は出来ないことを頼る。
私の前向きな諦めは、そういうこと。
出来ないことで、今を潰さない。

疲れやすくて、体力がないから
フルタイムでは働けない。
手の力が無くて、笑顔も出来ないから
大好きな接客には戻れない。

今までの、勤務体制と、対面の接客は
諦める。

でも、今の私に出来ることの中で
近い仕事にはつけるかもしれない。
それが、前向きなあきらめ。

出来ないことは素直に頼る。
その代わり、手伝ってもらったら、
心からの感謝。

今の感じがちょうどいい。

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