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優秀な社会人には2つの共通点があった

金沢太陽です。

今回は「優秀な社会人には2つの共通点があった」について解説します。

これから新たな社会人になるあなた、自分がどのように考えて行動すればいいのか分からない。
現在、社会人として仕事をしているが、なかなか上手くいかない。
部下や後輩にどのように指導したら、成果が出せるようになるのか、分からなくて困っている。
こんな悩みをもってる、あなたにお役に立てると思います。

今回は、そんなあなたと一緒に考えていきたいと思います。
どうすれば、あなたの悩みを解決できるか整理し煮詰めた結果

 ①社会人としての心構えが理解できる
 ②優秀な社会人になるヒントが見つかる
 ③だれでも簡単に実践でき成果が出る

の三つが解決できれば、あなたのお役に立てると思います。

そこで今回は、私が国内外の経験のなかから絞りに絞りきった事例を紹介します。

よく海外の人と我々は生活環境、歴史、文化などが異なり、人の考え方や行動がちがうとお考えの方が多いと思います。
実は、私も海外に赴任する前は、そのように考えていました。

しかし、実際の海外で多くの人に出会い、一緒に働いてみて分かったことは、人としての本質は変わらないということに気づきました。

私も経営者として、成果を出すことは大きな目的の一つです。
海外の違った環境の中で、一人一人に合った教え方や、リードの仕方をしなければ、成果には結びつきません。
そこで、今までに多くの方法を考え、実行し、見直すという研究を繰り返してきました。

このような研究を行う中で、日本と海外の優秀な社員を比較してみるとある共通点があることに気づきました。

我々の優秀な社会人の事例では、4年前に技術的な業務のスタッフだった人が、今では管理業務の部長として、多くの部下を管理する幹部までに成長しています。

彼らの日ごろの発言、行動は日本で経験した優秀な社会人と共通していることが数多くあります。
我々の会社では、このように急成長しているメンバーが他にもたくさんいます。
この人たちもやはり、優秀な社会人としての共通点を持っています。

ただし、この人たちは部長候補として、引き抜きや条件つき採用したわけではありません。

我々は、このように優秀な社会人に共通する重要なキーワードを調査し集約し、オリジナルの教育を行っています。
今回あなたにご紹介する内容は、我々が行っている育成方法の中でも、最も基本で重要な内容をご紹介します。

では、前置きはこのくらいにしましょう。

それでは、本題に入ります。


優秀な社会人の共通点の1番目は

1、質問上手になろう

なぜ、質問上手がなんで優秀な社会人の一番の条件なの?
と思われるあなた

実は、次のような重要なキーワードがあります。

 ①先輩や上司の心を開く
 ②仕事を正確に行う
 ③良い人間関係をつくる


それでは、一つずつ具体的に説明していきます。

①先輩や上司の心を開く
これは、苦手な人が多いかもしれません。

でも、
優秀な社会人は、次のように質問します。

「〇〇について私はこう考えるのですがいかがでしょう?」
「〇〇はどうですか?」

というような質問をよくします。
あなたの周りにもこんな質問する人いませんか?
実は、その人、優秀な社員かも?

相手は質問されたことで、自分を必要とされていると考えます。
だから、質問してくれたあなたを「面倒をみてあげたい」、「かわいい」と思います。
そうなると、たとえ先輩が忙しくても少しの時間でも手を止めて、その質問に答えてくれるようになります。

質問することは、相手の存在を認めて、相手が心を開いてくれる魔法の言葉です。


②仕事を正確に行う

これ聞くと
あまり楽しそうではありませんね。
でも大事な部分ですので、続けて読んでください。

あなたも知っていると思います。
仕事は、正確に行わないと、お客さまに満足してもらえなかったり。やり直しが発生してしまいます。

このような結果が出てしまうと、あなた自身も自信を失ってしまいます。
また、先輩や上司はあなたのことをよくない評価をするかもしれません。

これをさけるには、仕事を始める前に正しい作業方法を教えてもらう必要があります。

そこで、指導する先輩や上司が登場します。

良い先輩は、最終的なアウトプットの状態を明確に教えてくれます。
または、マニュアルなどでやり方がキチンと整理されていて、分かりやすく教えてくれます。

しかし、先輩によっては、忙しいそうにしていて、指導をしてくれない人もいます。
それには、先輩や上司にいくつかの原因が考えられます。
 仕事が多すぎる。
 仕事が遅い。
 仕事の教え方を知らない。
などの原因が考えられます。

このような場合に、優秀な社会人は次のように質問します。

 「〇〇は、まず、なにからやればよろしいですか?

と質問します。


できない社会人
 「〇〇は、〇〇からやればよろしいですか?
と質問します。

二人の質問のしかたは、何がちがうでしょう?

仕事を教えてもらうときの質問は、相手に考えさせることが必要です。
「まずなにから…」という質問によって、相手はどのような仕事の手順で行うかを考える必要があります。

そして、具体的に「まず最初に〇〇を〇〇して…」と、教えてくれます。
つまり、なにをどうするかが明確になって返ってきます。
その仕事の内容が理解できたら、すぐに実行してみてください。

このように少しずつ、仕事を覚えることで失敗の可能性が減り、あなたは確実に仕事ができる人になっていきます。

いっぽう、できない社会人の質問は
「〇〇からやれば…」と質問すると、相手は手順を考えない可能性があります。
理由は、先輩は「あなたが手順を分かっているんだな」と頭の中で判断してしまいます。
そして「はい」だけですませてしまう場合があります。

この状態であなたが実行すると、やり方を間違え、後でトラブルになる可能性があります。
このような悪い経験をあなたにしてほしくありません。
そのためにも、正しい質問をして相手から正しい指導を受けていただきたいと思っています。


③良い人間関係をつくる

人はだれかに興味を持ってもらうとうれしいものです。
この結果、良い人間関係をつくることができます。

好きな恋人に声をかけるとき
あなたは、まず質問からはじめるでしょう。

お名前は?
趣味は?
などなど 多くの質問をします。

あなたも経験があると思います。

このことからも、質問は人間関係をつくる魔法のことばです。

質問で相手の心を開き、正しい仕事の手順やノウハウを引き出します。
質問には、相手に興味を持っていることを伝える魔法がたくさんつまっています。

あなたが質問上手になるため
どんな場面でどんな質問をするか、メモに残し実際に使ってみましょう。
必ずあなたの人生を良い方向に変えてくれます。

つぎは


2.結論から報告しよう

このことは、あなたもご存知かと思います。
現実は、本当にうまくできているでしょうか?

私も社会人かけだしのころ、報告する時に上司から「何を言いたいのですか?」と言われる場面がありました。
このように言われると、さらに焦って自分の頭の中がパニックになることを今でも覚えています。

いま思えば、もっと早く報告の仕方を知っていれば…と後悔しています。
あなたにはそんな経験をしてほしくありません。
ですから、特にこれから説明する内容をよく理解しておいてください。

優秀な社会人は、報告の仕方が上手です。

その結果、先輩や上司から信頼され、新たな大きなチャンスがめぐってきます。

あなたがこれを実現するには、次のことを知っておいていただきたいです。

 ①なぜ報告が重要なの?
 ②なぜ報告は結論からいうの?

では、その内容を具体的に一緒に考えていきましょう。


①なぜ報告が重要なの?

報告するのが、心配でこわいと思う方は多いと思います。

しかし、報告がうまくなれば、必ずほめられます。
たとえ、良くない報告でも報告がうまければ、上司や先輩はあなたのことを信頼してくれます。

そして、あなたは自分自身に自信がつき、次の新しいチャンスを得ることができます。

実際に私が出会った優秀な社員は、こまめに報告をします。
こまめに報告を受けると、色々なことをアドバイスしたくなります。
人は、自分を信じて頼られると、うれしくて心が開きます。
このことを優秀な社会人はよく理解しています。

報告はあなたにとって、ほめてもらうチャンスをつくる重要な手段です。
このことに早く気づくことで、あなたは優秀な社会人に近づくでしょう。


②なぜ報告は結論からいうの?

報告するということは、あなたが相手の時間をいただくということです。

私は、よく「時間 = 命」だと言っています。
人間は、生きる時間は限られています。
その時間の中の、数分でも報告に時間を使うということは、あなたにとっても、相手にとっても、限りある命の時間をお互いに使っているということです。

優秀な社会人は、このことをよく理解しています。
命という大切な時間を効率的に使います。

優秀な社会人の報告は次のようです。

 いつ
 〇〇が、〇〇でした。
 結果は〇〇です。
 理由は〇〇です。

このように非常に短い報告です。

あなたは、どう思いますか?

よく観察してください。この報告内容には、
 いつ
 何が
 どうした
 どのくらい
 どうして

というように5W1Hが凝縮されています。

ただし、「だれ」はありません。
これは、報告を受ける相手が、先輩や上司である程度の状況を理解しているためにこのような報告になっています。

もし、報告する相手が、状況を理解していない場合は、「だれが」を入れる必要があります。

それでは、ここまで読んでいただいた、あなたに特別に我々の実際に行っている報告の訓練の仕方をお教えします。

我々は、毎朝の報告をする際に「50文字以内で報告」の訓練を行っています。
この訓練を行うことで、報告する人は事前に報告する内容を調査します。
そして、その内容を整理しなければ、この短い本質だけの報告はできません。

このように毎朝「50文字以内で報告」を行ってから、トラブルは半減しました。

いまあなたは、
「ほんとうにそんな短い報告で、状況がわかるの?」
と心配されるかもしれません。

でも大丈夫です。
この報告をすることで、上司や先輩がさらにくわしく知りたい場合は、「もう少しくわしく教えてください」と必ず言ってくれます。
そうしたら、状況をていねいに説明しましょう。

注意しなくてはならないポイントは、

報告する前に必ず自分で状況を5W1Hで整理してから、結果だけを短く報告する訓練をしてください。

先輩や上司、あるいは状況によって、報告のくわしさの度合いが変化します。
でも、最初に結果を短く伝えてください。
そのあとに、状況をわかりやすく説明することをおすすめします。

報告は、あなたの信頼を高めるチャンスです。
こまめに報告をして、先輩や上司の良いところを自分のものにしてください。

先輩や上司は、すぐ実行する人を期待しています。
その理由は、いろいろな指導しても、実行しなければ、なにも変わりません。

今回、説明した内容や事例をあなた自ら訓練し、実行してみてください、
あなたの上司や先輩は、あなたが進歩していることに気づいてくれるはずです。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。


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