2015夏ドラマ:「37.5℃の涙」

蓮佛美沙子ですよ。相変わらず薄いです。なんかいつみても幸薄い感じで、エネルギー不足な気がします。
でも、それがまたリアルな保育士って感じするのは、ワタシが保育士に対して間違ったイメージを持っているからなのでしょうか。

漫画原作をドラマ化すると、マンガ自体のビジュアルとリアルなビジュアルでの違和感で、原作を知ると取っつきにくい部分があると思うんですが、ワタシ的には、このキャスティングはありかなと。
主演に蓮佛というのは、今、世の中は強い女より、薄くて気後れしつつ、植物的な観点で生きている女を欲しているのでしょうか。エネルギーあふれる薔薇より、気がついたらそこにいる道ばたのタンポポ的な女が望まれているのでしょうか。だが、そのタンポポは外来種だ。

薄オーラの主人公をどうやって引き立てていくかというところに観点を持って見てみると、なるほど脇にはちゃんとツボをおさえた布陣になっているじゃないですか。
藤木、成宮、もこみちの3人そろうだけでも重たいのに、水野美紀、美保純、トリンドルと、あら結構豪華。さらには、浅野の姉さんまでいるじゃないですか。うわぁ……。ますます蓮佛が薄く見える、向こうが透けて見えそうだ。
どうやってこの濃い布陣で、蓮佛を盛り立てていくかは演出の腕次第でしょうねえ。

あれ? 成宮って他のにも出てたな。同クールで……あー! 花咲舞! 今の俳優って同クールで他ドラマかけもちって多いんだねえ。

内容に全然言及してないが、内容的には、子どもを持つ働くお母さんには、非常に切実な問題で、もうちょっと社会的にも子育てしながら働く母親が、働きやすい環境ができればいいなーと、余りにも普通で当たり前の意見しか出ないので、まあいいか。

このドラマ、子役が主演を喰いそうで怖い、特に鈴木梨央。


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