暑いからドラマでも見てる。

さて、夏の新ドラマは一通りとは言いつつも、NHKの「一路」フジの土曜ナイトドラマ「ブスと野獣」など見ております。
なのでちょこっとだけ。

まず、「一路」ですが、NHKの時代劇は、若手の俳優をどんどん起用するところがいいですね。他で活躍している「無難な」俳優の使い回しなどではなく、きちんとキャスティングしているところに好感が持てます。
時代劇に関しては、いろいろあれこれ言うのは無粋なような気もするので、一つだけいうと、時代劇のロードムービーものというのは、かなり大変なような気がするのです。素人から見ても。そういうものに果敢にチャレンジできるというのは、やはりNHKならではでしょう。なんたってスポンサーのクレームがないというだけでもかなり大きいんじゃないかなと。

予算はそれなりでしょうけれども、それでもきちんと作っている感があります。なんかありがたい気持ちで1話を見させていただきましたわ。継続します。


「ブスと野獣」ですが、30分ドラマとしては、いいテンポでいいんじゃないでしょうか。公式サイトでは「まだ見たことのないドラマが作れる」とか息ましていますが、不細工を主役にしただけでは、「見たことのないドラマ」はつれないとおもいますよぅ。
なんか、フジのドラマ班は、どうやら10年ぐらい時間がストップしているのではないでしょうか。公式サイトを見ただけで、いろんことが「今更感」で、イタタタタ……な感じなんですが、大丈夫でしょうか。

このドラマとしては、セリフのテンポはいいし、おかずクラブのゆいPも矢本悠馬もいいと思います。矢本に関しては、少しだけスライドすると、そこらのスタバにでもいるオサレ青年になりそうですけどね。ゆいPも目の虹彩が魅力的で惹きつけられます。
土曜の夜に見るものとしては、軽くていい感じなんじゃないでしょうか。
なんとなく継続すると思います。


さて、そのほか、だらだら見続けているドラマでございますが、
今回は「表参道高校合唱部」です。

なんでしょう、実はこのドラマで毎回泣かされております。
不器用で不細工な青春劇を歌の力でねじ伏せている部分にぐっときてしまいます。たぶん、ワカモノたちには、この雰囲気はわからないと思います。トウがたったBBAであるからこそ、切ない気分になってしまうのでしょう。

なにしろ、無条件に合唱部は仲がいい。きっと人間関係ってこんなふうにいろんなものを排除して、お互いに同じものを見据えていると単純に仲良くなれるんじゃないのかな。まあ、大人になるとそうも言えないけれどね。
それに「歌のチカラ」って本当に偉大だと私は思う。合唱というのは、自分の生の声を他人の声に重ねる、これはもう、なんつーか想像するとすごくエッチなことだぜ。彼女の声の2音下の音符を追っていく、それが、ぴたっと決まって、重なり合ったハーモニーが心地よい音色として耳に届く。……ああ、妄想すると鼻血でそう。←変態です。

まあ、私の合唱や歌に関する思い入れはともかく。

一つ言いたいのは、城田優と神田沙也加のあのエセミュージカルシーンをもっとほしいのよ。すげえよかった。
でも、絶対絶対、神田沙也加の顔面には風を当てないで、神田沙也加の顔は、あの髪型を持ってして完成されているのであって、デコやエラが出てしまっては、神田沙也加の魅力を発揮できなくなると私は思うのであるよ。

ちうわけで、皆さん、歌いましょう。ご一緒に。



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