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アゲイン

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30歳くらいの頃、好きな演劇も出来ず、歌も歌う場もなく、仕事も上手く行がなかった時にイオンの屋上駐車場で一気に作った記憶がある。


『アゲイン』

作・歌 加藤みつる


目の前で起きたことも
受け入れられない日々
こんなはずじゃなかったのにと
一人きり吠える

様々な欲望だけが
ゆらゆら燃える
凍りついた時の中で
鮮やかに燃える

誰かが針を持ってきて
突つけば割れるよう
それゆえに誰の声も聞けず
迷い道ぐるり

孤独は星明かりも消して
初めてその時に気が付く
みんなの優しさ

もう一度やり直せるなら
ひとつでも多くの星明かり
探す旅に出よう


起き上がることもせずに
誰かのせいにして
自分だけは間違ってないと
目をそらす現実

閉じこもる部屋の外で
小鳥たちが鳴いてる
その声がいじらしくて
涙がこぼれそう

あの時あの頃思い出しても
何かが変わるんじゃない
それより今をどう生きるか
全て受け入れよう

はばたくことは当たり前なんだろう
そこに空があるから飛ぶんだ
鳥は教えてくれた

もう一度はばたけるのならば
誰かのために生きてみよう
空がある限り

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