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人生初

あと2週間で開催!とラストスパート中のイベントを延期することを決めた。
もうゴールは目の前にあって、でもやることもたくさんあって…のそんな時に。

私が働いている保育園の園児のお母さんが「やっぱり絵本が欲しくて近くの本屋さん行ったら置いてなくて、探してやっと買ったんです!」と声を掛けてくださった。
隣には目をキラキラさせているお子さん。

このマスク必須の毎日の中、
そんな風に、親子でワクワクして待っていてくれている…

次から次へと訪れる問題の嵐。
「プラス思考の修行かな😏」と言いながら全力で対応を考えてくれたり、平日仕事で動けない私の代わりに色々走り回ってくれたり、気がついたらHP作ってくれてたり、たくさん発信してくれたり。それぞれの得意分野で動いてくれた仲間がいる。しかも無償で。

こんな頼りない私をリーダーに育ててくれている😅

そんなみんなの顔が浮かんでは消え、浮かんでは消え…
毎日、西野さんの戦い方を見ているのに、自分の事になると
ピンチをチャンスに変えるやり方も全然思い付かない。

このプペルバスイベントは、「コロナ禍の子ども達にステキな想い出をプレゼントしたい!」がコンセプト。
どうしてもこの時期にキラキラ光る絵本展を見せてあげたかった。

だけど、無情にも増える感染者数。
そしてとどめの「大阪府緊急事態宣言要請」
プペルバスを呼んだ香芝という場所は、一駅越えると大阪府に入ってしまう。
大阪へ出勤する人もとても多い。

あのキラキラの笑顔の子ども達に何かあったら。
私に責任を取れる自信は、当たり前だけど…ない。
実行委員会ですら、そんな大きな組織ではなく有志の団体。

子ども達に胸を張って「遊びに来てね」と
言えなくなっていた。
危険を冒してまで来てもらうのは、違うな…と思った。

朝からずっとメソメソしながら…決断。
自分の判断で多くの人たちの動きを変えてしまう事なんて、
人生で初めてで。
怖かった。正解がわからない。

けど、その判断を受け入れて
「じゃ、切り替えて上を向こう!」と言って下さった
スタッフの皆様。

結果、一日中メソメソしてしまったけれど。
今度は子ども達に「ホントおいでよー!」と
胸を張って言えるような、
もっと安心・安全なワクワクを届けたい。

皆様、もう少し応援よろしくお願いします!