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ぼっち・ざ・ろっく! の話

最近の私は、『ぼっち・ざ・ろっく!』のコンテンツに耳を傾けることが多くなった。
 アニメなんて、何度も繰り返し見ているし、青山さんのラジオや、作者さんの配信も何度もみた。ぼっち・ざ・ろっく! の音楽もどれほど聞いたことだろう。
 それほどハマっているぼっち・ざ・ろっく! は、私の性に合い過ぎている。
 アニメでのぼっちちゃん、ラジオでの青山さん、配信での作者さんの言動。あと楽曲の歌詞。そのどれもに私は深く共感する。
 アニメで特によく見ているのが、一話と二話だ。
 一話は、ほとんどがぼっちちゃんのモノローグ。友達ができずに悩んでいる様子の暗さ、切なさがめっちゃ身に染みる。わかる、わかると心の底から深く肯ける。
 必死に頑張っているぼっちちゃんの姿は、健気で「がんばれ!」と応援したくなる。
 ぽつり、ブランコに座っているぼっちちゃんは、自分の殻に閉じこもっているかのよう。
 そこに現れた一人の救世主メシア。虹夏ちゃん!!
 ここは本当に救いだ。ぼっちちゃんに明るく優しく接する虹夏ちゃんは、女神である。
 リョウさんもポーカーフェイスで独特ながらも優しくて好き(少々性格悪いけど)
 二話は、初バイトのところ。「バイトが怖い!」とか、接客がムリ!! だとか、めっちゃ分かる。それでも、虹夏ちゃんの話やライブの様子に感銘を受けて「このままじゃダメだ、もっとがんばらないと」と思う気持ちもすごくわかる。
 その際に流れる歌がめっちゃエモくて、ぼっちちゃんの中じゃ千歩くらいの前進
のシーンも合わせて感動する。
 
 ぼっち・ざ・ろっく!の好きなポイントはそれだけじゃなく、感動シーンの合間合間に挟まるコミカルシーンが、何度見ても笑える。
 ぼっちちゃんの顔が崩れたり、顔だけでなく、全身が人の形をしていなかったり、溶けたり、破裂したりと多種多様だ。
 卑屈なぼっちちゃんの為す数々の奇行や突発的な発言も、その気持ちはすごく分かったりして、それ故に笑えたり、笑えなかったり……。自分の未来にも絶望を抱いたりする。
 何もかもが共感できて、本当に私の心のよりどころだ。


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