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【アドバンス】フルパワー4Cガイアッシュ覇道【CS準優勝】

カナタです。

プロモカードの配布枚数増加というところで、アドバンスレギュレーションも盛んになってきたところですね。

今回はそんなアドバンスレギュレーションで戦える【ガイアッシュ覇道】の記事となってます。

この【ガイアッシュ覇道】ですが元々かなりのデッキパワーを有していますが、今回発売された「頂上決戦!!デュエキングMAX 2023」にて大幅な強化を得て手の付けられないような強さを有してしまいました。

そんな【ガイアッシュ覇道】ですが新弾発売後すぐのCSで筆者と畑中の2名で使用し

カナタ 3-2
畑中 8-1準優勝

累計11-3の好成績を収めています。

構築が新たに生まれ変わったことでデッキパワーが上がっただけでなく、プレイの選択肢も増えて難しくも面白いデッキとなっています。
是非手に取って購読していただけると幸いです。


新カードによる変化



まず一枚目に紹介するのは、《邪帝斧 デッドアックス/《新なる邪悪 ザ=デッドマン》です。


馬鹿。本当に馬鹿。

たださえ高かった【ガイアッシュ覇道】の盤面処理能力を大幅に向上させたカードです。
《最終龍覇 ロージア》の効果で装備することでパワー7000のマッハファイターになります。
これだけでも結構強いのですが、ここで終わらないのが《邪帝斧 デッドアックス》

これを装備したクリーチャーがバトルに勝った時、負けたクリーチャーと同じ文明を持つクリーチャーではないカードを1枚、自分の超次元ゾーンから出してもよい。

強すぎる。

装備できるカードは倒したクリーチャーに依存してしまうものの、アドバンスレギュレーションにおいては大体火か自然のドラグハートが出ます。
《邪帝斧 ボアロアックス》を装備してマナからクリーチャーを展開することで圧倒的なボードアドバンテージを稼げます。

また、《覇闘将竜剣 ガイオウバーン》を装備して連鎖的にバトルさせるのも強いです。
《邪帝斧 デッドアックス》の効果はバトルに勝ったときなので、装備時にバトルさせることができるドラグハートとは高相性です。


《邪帝斧 デッドアックス》→《覇闘将竜剣 ガイオウバーン》→《覇闘将竜剣 ガイオウバーン》龍解→《将竜剣 ガイアール》装備

の動きは圧巻です。

龍解条件こそ若干条件が厳しいものの、龍解してしまえば一気に打点を増やすことができます。


《邪帝斧 デッドアックス》を装備した《最終龍覇 ロージア》の起点になってしまう、パワー7000ラインが一定の評価値となってしまうほど、大きな変化をもたらしています。


【ガイアッシュ覇道】に変化をもたらしたのは、《邪帝斧 デッドアックス》だけではありません。




忘れてはならないのは《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》。

個人的には《邪帝斧 デッドアックス》よりも、このカードによっての強化されたといっても過言ではないと考えています。

このカードの強さは、

ロック性能+除去
コスト軽減
除去耐性

主にこの3つに分類されます。


ロック性能+除去

《アイアン・マンハッタン》を彷彿させる召喚ロック。実質エクストラターン。

この召喚ロックこそが今まで不利だった【モルトNEXT】に劇的な勝率を伸ばす能力となっています。
いままで【ガイアッシュ覇道】が苦手だったのは《爆熱王DX バトガイ銀河》による超展開だったわけですが、このロック能力により無力化できます。
これにより得られる実質的なエクストラターンにより、こちらの《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》を通せるわけです。
そもそもこの能力自体が【モルトNEXT】だけに留まらず刺さる能力ですのでどの対面に対しても積極的に使っていくことができます。
感覚としては《飛翔龍 5000VT》とかに近いです。

さらにこのロック能力におまけのようについている除去能力もあまりにも強力です。
10500ラインまでの広すぎる除去ラインにより、《芸魔王将 カクメイジン》や《爆炎龍覇 モルトSAGA》まで除去が可能です。
また、《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》と組み合わせることで更なる制圧能力を有しています。


コスト軽減

このカードは実質4コストです。
このコスト軽減で早期に出す動きも強いですがこの軽減能力の本質は「何かのついで」にプレイできることにあります。

《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》を出すついでに《メンデルスゾーン》や《ボルシャック・栄光・ルピア》を使う
《切札勝太&カツキング-熱血の物語》で探したついでに出す。
《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》といっしょについでに出す。

本来何かの片手間にだせるスペックではないのに、それができてしまうんですよね。
そもそも【ガイアッシュ覇道】自体がマナを伸ばすことを得意としているデッキです。
自身の軽減とマナを伸ばす行為がシナジーを形成しているので、「何かのついで」にプレイできるという行為を加速させています。


除去耐性

ディスペクターなので「EXライフ」持ちは当たり前なのですが、これも本当にデッキとの相性が完璧です。
《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》は盤面にクリーチャーがいる状態で投げてエクストラターンを取ることに意味があるカードです。

この「EXライフ」による場持ちの良さが《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》でのフィニッシュ能力を上げているのです。
そもそも、《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》→《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》と動いている時点で、実質エクストラターンを2ターン得ているものですからね。


構築解説

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