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青白天門のお話


はじめまして。カナタと申します。
昔から僕のことを知っていている方なら分かると思いますが、かつて「白単天門」というデッキを一年近く使い込んでいた時期がありました。

その中でも特に「龍覇セイントローズ」というカードが大好きです。
好きすぎてセイントローズが実は女なのではないかと、はるもというプレイヤーと一緒に考察したこともあります。



もう記事タイトルからしてイかれてますね(白目)
8月のアリーナは他の記事も面白いので皆さん読みましょう(宣伝)


話はそれましたが「天門」というアーキタイプは時の流れと共に少しずつ強化されており、2021年1月現在、環境デッキとも互角に戦える程の力を得ました。実際、オカルトアンダケイン、ブレストドラグナー、5C蒼龍、赤白バイク等とは5分以上の戦いをすることが出来ます。

1/12、1/13、1/14のvault大会では準優勝、ベスト4が2回と、3日連続でベスト4以内に入ってます。
また、1/17、1/18のvault大会では二日連続の準優勝を果たすことが出来ました。

それと、カードビジュアルが全体的にとてもかっこいいのでカジュアル層にもオススメです。
僕もニヤニヤしながらこのデッキを回しています。

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↑僕が特に好きなのはこの三枚です。


そんなわけで、現環境でもそこそこ勝てる「青白天門」について少しでも興味を示された方がいれば、投げ銭方式の記事となっておりますので、読んでいただけたら幸いです。

また、僕自身初めての解説記事となりますので、文章自体が分かりにくい部分もあるかと思いますが、どうかご容赦くださいますようお願いいたします。


実績

1/12 vault大会準優勝
1/13 vault大会ベスト4
1/14 vault大会ベスト4 
1/17 vault大会準優勝
1/18 vault大会準優勝


リストと簡単な動き方


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おそらくリストだけ見てもほとんどの人はどういった動きをするのか分からないと思いますので、簡単に説明します。

3ターン目~4ターン目  
サンドロニア、驚愕の鉄人で手札を整える。基本的にはナウ・オア・ネバー、セイントローズ、カイザルバーラの3枚を手札に集める。

5ターン目
1.ナウ・オア・ネバー発動でセイントローズを場に出してセイントローズをバウンス。→セイントローズ効果でヘブンズ・ヘブンを場に出す。

2.ターン終了時、ヘブンズ・ヘブン効果でカイザルバーラを場に出す。→カイザルバーラ効果でセイントローズを場に出す。→セイントローズ効果でダルク・アン・シエルを場に出してターン終了。

6ターン目
ブロッカー3体でヘブンズ・ヘブンがネバーラストに龍解。このまま8点GOで勝ち!!

本当にこれで大体の試合は勝ちます。ネバーラストの光以外のコスト5以下の呪文を唱えられない効果と、自分の光のクリーチャーはすべてのバトルに勝つ効果がとにかく強力で、5C蒼龍ですら貫通して殴り切ってしまうほどの封殺力をもっています。
そのためこのデッキはとにかくネバーラストを作ることがゴールになります。


ここまで聞いてお察しの方もいるかと思いますが、このデッキは青白天門というデッキ名でありながらヘブンズゲートがメインのデッキではないです。

そもそも天門で展開するプランよりもナウ・オア・ネバーで展開したほうが1ターン早く展開できますし、何より天門で展開するほうが抱えなければならない手札の量が多くなってしまいます。

ナウ・オア・ネバーで展開する場合は、ナウ・オア・ネバー、セイントローズ、カイザルバーラの3枚でネバーラストの龍解が目指せます。

対して天門で展開する場合は、天門、カイザルバーラ、セイントローズ、何かしらの光のブロッカーの4枚がないとネバーラストへの龍解が目指せません。

基本的にはナウ・オア・ネバーで展開する動きを目指しましょう。



各カード解説

初めて見るカードも多いかと思いますのでGRゾーン以外は全カードを解説します。
このデッキを触る際には参考にしてみてください。


メイン

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*/弐幻サンドロニア/* 4枚

天門というアーキタイプに革命をもたらしたドローソースその1。

自分の手札の質を上げるだけでなく、GR召喚で1/2の確率でブロッカーを出せることがとにかく偉いです。
盤面にいるブロッカーの数が多ければ多いほど、ヘブンズ・ヘブンの龍解を阻止するために相手に必要な除去の要求値が上がっていきます。

また、1/3の確率でぽくたまかトムライが捲れるので、オカルトアンダケインに対してのメタカードが引けなかった場合は積極的にプレイしましょう。

3ターン目に積極的にプレイしていきたいカードなので4枚採用しています。


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「驚愕の鉄人」 4枚

天門というアーキタイプに革命をもたらしたドローソースその2。

ギャラクシールドで手札の質を上げるだけでなく、cipでバウンスを行えます。このバウンスが非常に強力で、サンドロニアやクローチェの使い回しの他に、驚愕の鉄人を二枚揃えることで毎ターンリソースを稼ぐことが出来ます。
しかし、バウンスは強制なので自分のセンノーをバウンスしてしまったりしないように注意して使いましょう。

ドロソとしてあまりにも優秀なので4枚採用しています。


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洗脳センノー 4枚

万能メタカード。

オカルトアンダケインやブレストドラグナーに対してこのカードをプレイしてターンを貰い、こちらの動きを無理やり間に合わせます。

オカルトアンダケイン側はこのカードを処理するために墓地を肥やしてオブザ08号の召喚を狙ってくるのでクローチェと合わせて使うと効果的です。

オカルトアンダケインやブレストドラグナーに確実にプレイしたいのと、他の対面でも要所要所で刺さることが多いので4枚採用しています。


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龍素記号Xfクローチェ・フオーコ 3枚

オカルトアンダケインに対してメタカードです。
メタに7枠割いてようやくオカルトアンダケインに勝ち越すことができるようになります。
オカルトアンダケイン強すぎだろ・・・

メタカードでありながらG0で召喚できるブロッカーなのでヘブンズ・ヘブンの龍解に貢献できるのが優秀です。

オカルトアンダケインに確実に勝ちたいので枠を削って無理やり3枚採用しています。


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天命龍装ホーリーエンド 4枚

基本的に相手ターン中に天門やナウ・オア・ネバーから出してスパークとして使うことが多いです。

ナウ・オア・ネバーでホーリーエンドを出すと手札に戻ってくるので、返しのターンでナウ・オア・ネバーとして使って展開できるのが強いです。

場に出るとドローできる効果もあるので忘れずに使いましょう。


ナウ・オア・ネバー

このデッキの核となる呪文です。

基本的には自分の盤面を作るため使いますが、アグロ相手に踏んでもらって、状況に応じたcipを使うのも強力です。

ネバーラストが盤面にいると使えないので注意しましょう。

5ターン目に確実にプレイしたいので4枚採用です。


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龍覇セイントローズ 4枚

基本的にはヘブンズ・ヘブンを出すためのカードですが、状況に応じてプレイするドラグハートの選択肢が変わってきます。
詳しい解説は後述するドラグハートの各種解説で説明します。

ドラグハートをプレイすると同時にブロッカーが付与されるので忘れないようにしましょう。

5ターン目に確実にプレイしたいので4枚採用です。


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歴戦の精霊龍カイザルバーラ 4枚

このデッキには無くてはならない展開札です。
このカードをプレイすることで最低二面の盤面生成が可能で、セイントローズを踏み倒せばダルク・アン・シエルと合わせて三面作ることができます。

このカードのおかげでネバーラストへの早期龍解が可能となります。

5ターン目に確実にプレイしたいので4枚採用です。


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神聖龍エモーショナル・ハードコア 3枚

このデッキの対応力を大きく引き上げるカードです。

相手のデッキのキーカードを宣言して機能不全にしたり、トリガークリーチャーを宣言して安全に攻撃したり等、様々な使い方が可能です。
オカルトアンダケインに「零龍」宣言でそのままゲームを終わらせるといったこともできます。

また、このカードが二体並ぶと対象に取られなくなるため、非常に強力なロックが可能となります。

このカードを使う上で注意したいのが一つの宣言で複数のクリーチャーの効果を無視できる宣言があることです。
有名所だと、「禁断」を指定することで「禁断機関 VV-8」や「伝説の禁断ドキンダムx」等の能力が無視される話ですね。
現環境では「龍覇グレンモルト」を指定することで「最終龍覇グレンモルト」とその他のモルト系統をまとめて無力化させるプレイがよく使うことになります。

また、裁定変更により、場を離れた時の効果も無効にできるのでこちらも覚えておきましょう。

今回はクローチェに枠を譲っているので3枚にしていますが、対象に取られない効果がとても強力なので、今後4枚採用になることもあり得ます。


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ヘブンズ・ゲート 4枚

先程、天門はあまり使わないみたいなことを書きましたが、このカードが真価を発揮する場面は、シールドトリガーからの盤面形成です。
天門がトリガーしてカイザルバーラで絡んだ場合、手札から最大4体のブロッカーを展開することが可能です。

とにかく踏ませた時のアドバンテージが大きく、このカードを踏ませただけで勝敗が逆転するだけのパワーがあります。
アグロ系統と対面したときは、このカードを踏ませたときにしっかりカウンターできるようなハンドキープしましょう。

雑に踏ませて強いので4枚採用してます。


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テック団の破壊GO 4枚

最近のアグロ系統のデッキは、ポクちんちんや洗脳センノー等の踏み倒しメタが積んであることが多く、それらをまとめて吹き飛ばすために採用しました。

このカード踏ませてメタカードをバウンスした返しのターンで、ナウ・オア・ネバーや天門で展開するといった使い方をします。

また、あらかじめヘブンズ・ヘブンを設置しておき、このカードを打ってあげることで、ターン終了時に展開するといったことも可能です。

黒がこのカード4枚しかありませんが、サンドロニアや驚愕の鉄人で山を掘れるため、意外と簡単に手打ちできます。

このカードもトリガーとして雑に強いので、思い切って4枚採用してます。


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音階の精霊龍エメラルーダ 2枚

アグロ系統に対して踏ませたいトリガーを確実に踏ませるために採用してます。

天門、ナウ・オア・ネバーで出せるため、アグロ系統には抱えてるだけで盾入れ替えをできる可能性があります。
特にナウ・オア・ネバーとは相性がよく、2回に亘って盾にトリガーを埋めることが出来るので見た名以上に器用なカードです。

コントロール相手には腐ってしまうので2枚に抑えています。


超次元ゾーン


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天獄の正義ヘブンズ・ヘブン 2枚

基本的にはセイントローズの効果で真っ先にプレイするカードです。

毎ターン終了時に手札からブロッカーを出すことが出来ますので、一度設置すればラビリピト等で手札が空になっても、デッキトップだけで戦うことができるようになります。

忘れがちですが、光以外の呪文のコストを1重くする効果があり、5c蒼龍や青魔道具のような呪文主体のデッキには刺さるので覚えておきましょう。

龍解条件が文明指定のないブロッカーとなっていますので、TS-10やクローチェ等でも龍解が可能です。

ネバーラスト龍解後に、ヘブンズ・ヘブンの二枚目を設置して展開したい場面もありますので二枚採用しています。


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天命賛歌ネバーラスト

このデッキのメインフィニッシャーです。

光のクリーチャーはすべてのバトルに勝ち、光以外の5以下の呪文を使用不能、更には自身がブロッカーでエスケープと、もうめちゃくちゃなことが書いてあります。

百鬼の邪王門やボルシャック・ドギラゴン、5Cの各種呪文トリガーをこのカード一枚で封殺して殴り切れます。
エモーショナルハードコアと合わせて使うことで、クロックやホーリー等もケアできるので、盾で返されて負けるということはほとんどありません。

しかし、アナシャコのようなガロウズホールが採用されているデッキには簡単に除去されてしまうので、後述するエバーラストの龍解も狙いましょう。


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真聖教会エンドレス・ヘブン/真・天命王ネバーエンド 1枚

サブフィニッシャーです。

ヘブンズ・ヘブンをプレイできるが、ブロッカーが手札にないような状況下ではこちらをプレイしたほうが強い場合があります。
あらかじめ盤面に出していたサンドロニアやセンノーで1点入れるだけで即龍解します。

ドロマーハンデスのようなリソースが枯渇しやすい対面では、このカードをプレイしてごり押しましょう。


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不滅槍パーフェクト/天命王エバーラスト

ガロウズホールやオリオティスジャッジ等の、ネバーラストの効果範囲外の除去をケアできるカードです。

文明問わずに自分の場にクリーチャーが5体以上いると龍解できるので、ヘブンズ・ヘブンと合わせて使うことで結構簡単に龍解します。
龍解すると、ネバーラストやエモーショナル・ハードコアのような強力なドラゴンに除去耐性を付与できるので、あらゆる対面に詰みの盤面を作ることができます。

また、ミクセルやポクちんちんがいる状態でセイントローズを踏み倒しても、このカードを装備してあげることで盤面に残すことが出来るので覚えておきましょう。


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百十槍ジャベレオン/百獣聖堂レオサイユ/頂天聖レオザワルド

普通のデッキではジャベレオンを装備して除去耐性を付与することが多いですが、このデッキではレオサイユやレオザワルドの龍解を目指します。

盾の枚数が3枚以下の状況下で出すことにより、レオサイユに龍解できるため、ネバーラストやエモーショナル・ハードコアのような強力なクリーチャーに除去耐性を付与できます。
エバーラストと違ってドラゴン以外にも除去耐性を付与できるので、状況によってはこちらの方が強い場合もあります。

レオザワルドへの龍解は任意なのでレオサイユのままが良い時は龍解しなくても構いません。

レオザワルドも強力で、ドラグハートではないクリーチャーを一体犠牲にすることで敗北回避をすることができ、盾が0枚だと場を離れません。
アグロ系統に龍解出来れば強固な盤面を作ることが出来るので、このカードで詰めれる選択肢があることを覚えておきましょう。


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革命槍ジャンヌ・ミゼル/聖槍の精霊龍ダルク・アン・シエル

基本的にはダルク・アン・シエルの状態でプレイします。

カイザルバーラと合わせて使うことでヘブンズ・ヘブンの龍解条件を満たしたり、2面以上止められるブロッカーとして使って耐久したりします。

一応ジャンヌ・ミゼルとして使うことでスパークケアができますが、エモーショナル・ハードコアやゾディアックで事足りる場合が多いです。


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浮遊する讃美歌ゾディアック/讃美の精霊龍ハレルヤ・ゾディアック

スパークをケアできるカードです。

地味に自軍のクリーチャーのパワーが+1000されるので相手の計算を狂わせることができます。


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龍魂教会ホワイティ

主にタップキルしたいときに使います。

他にもトリガーでナウ・オア・ネバーからセイントローズをプレイした時に一面止めたりすることもできます。


GRゾーン


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破邪の意思ティツィ
甲殻TS-10
防護の意思ランジェス

ヘブンズ・ヘブンの龍解の補助ができるため、ブロッカーであるこの3枚は確定枠です。

特にティツィはサンドロニアによってパワー6000のブロッカーとなるため強力です。


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ポクたまたま
トムライ丙-三式

オカルトアンダケインがトップメタに居座る限り確定枠です。

この二種類を入れているだけでハンドの質を上げる行為と墓地メタを同時に行える可能性を秘めているのが偉いです。


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全能ゼンノー

このカードは実は確定枠ではありません。
お金がない人は最悪詰まなくても良いです。

雑に入れているだけで一定の活躍を見込めるカードではありますが、ゼンノーが刺さる対面は基本的にアグロ寄りのデッキであるため、このカードに頼らずともデッキ相性で有利がついていることが多いです。

じゃあ変わりに何を詰んだら良いんだ?と皆様思われていると思いますので代用カードを紹介します。



それは・・・




















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おれチンレンジです。

おれチン効果から先に処理することで、サンドロニアと合わせて4枚の山札を見ることが出来るため、手札の質の向上に貢献してくれます。

手札の質を上げるカードなのでゼンノーと違い、どの対面に出ても腐りません。

僕自身も現在どちらを積もうか迷っているので、ゼンノーもオレちんも両方持っている方は、どちらも試してみてお好きなほうを積むことをオススメします。


差し替え候補カード

環境次第で差し替えることで大きな成果を期待できるカードです。
地方によって流行っているデッキも違うと思いますので、環境に合わせて変えてみてください。


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深海の伝道師 アトランティス

テック団の刺さりが悪い環境や、ジャミングチャフを添えて殴ってくるデッキが多い環境で採用すると良いです。

クリーチャートリガーであるため天門+アトランティスの両方をケアしながら殴るのはかなり難しいです。

しかし、クリーチャーを一体残した状態になるため、センノーやポクちんちん等のメタクリーチャーは場に残されてしまうので注意です。



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Dの博才サイバーダイス・ベガス

このデッキの弱点である希望のジョー星を割るカードです。

Dスイッチでテック団やナウ・オア・ネバーが打てるため、このデッキの受けの質を上げることができます。

ヘブンズ・ヘブンとこのカードが両方盤面に存在するときに、ベガスのドローから解決することで、ヘブンズ・ヘブンから出すブロッカーの選択肢を増やせるので忘れずに先に解決しましょう。



各対面プレイ解説


各対面のプレイ解説の他に、実際の対戦ログも記載しておきますので、プレイの指標として参考にしていただければ幸いです。


VSオカルトアンダケイン

センノーやクローチェを駆使しながらナウ・オア・ネバーを間に合わせます。
ゴールとしてはネバーラストを龍解させてジャスキルするか、エモーショナル・ハードコアで「零龍」を指定して動きに大幅な制限をかけることです。

「驚愕の鉄人」が優秀でクローチェを探しながら、cipでクローチェをバウンスして使い回すことが出来ます。

先3フォールクローラー等の強ムーブにはどうしても屈してしまいますが、それでも勝率的には6割程度です。




VS5c蒼龍コントロール

最速でネバーラストの龍解を目指せば勝てる対面です。ネバーラストでほとんどのトリガー呪文をケアすることが出来ます。
蒼龍の大地は打たれてしまいますが、バトルに負けなくなっているのでジャックアルカディアスで相打ちするくらいしか盤面処理が行えません。

相手の動きが早く、グレンモルトが先に着地してしまった場合は、エモーショナル・ハードコアで効果を無効にしてしまいましょう。

殴りにいく際に、ドキンダム・アポカリプスや灰瞳等の、蒼龍の大地で出されたら厄介なクリーチャーがマナにある場合は、エモーショナル・ハードコアで宣言してから殴りに行くようにしましょう。

勝率的には6~7割以上は保っていますが、先5ボーラスされたときはきついゲーム展開になります。



vsブレストドラグナー

センノーが間に合えば勝てる対面です。

ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュをセンノーに当ててもらい、ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュが手札に無くなったところで、ナウ・オア・ネバーで展開するといったイメージです。

ネバーラストさえ龍解できれば、ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュは打たれなくなるどころか、最終龍覇グレンモルトによる盤面処理すら許さないので、ほぼ勝ちの盤面を作ることができます。

勝率的には6割程度で、先行でブレイン・ストーム+「時空さえも突き抜けろ!」の動きをされた場合や、センノーが引けない試合は負けてしまうことが多いです。



vs赤白バイク

最近だとヴァイカーよりもこちらが主流になりつつありますね。

センノーで相手の動きを止めて、テック団でメタクリーチャーを退かして展開します。
テック団が盾に埋まっているとは限らないので、エメラルーダで盾に埋めて受け切りましょう。

スパーク系が採用されていることが多いので、ゾディアックやレオザワルド等でケアして殴るようにしましょう。

勝率的には6~7割程度で、ヘブンズ・フォースが消えたおかげで極端な負け筋もないような印象です。




vs赤緑バーンメア

テック団がケアされやすいことや、J・ショッカーでベアシガラを戻されると、セイントローズやホーリーエンド等がケアされてしまうため、かなり苦しい戦いを強いられます。

センノーが3~4枚採用されているため、自分から動くことができないのもきついです。

早い段階で天門やテック団を踏ませれば勝つことができますが、相手の盤面が出来上がってしまってからでは返せないことが多いです。

テック団を深海の伝道師 アトランティスに差し替えると、バーンメア側がすべてのトリガーをケアすることが難しいのでかなり勝ちやすくなります。

アトランティスがトリガーするとセンノーを残してくるので、返しのターンでエモーショナル・ハードコアをプレイして、「バーンメア・ザ・シルバー」を宣言すると、相手の今後の展開を大きく制限できます。

構築次第で有利にも不利にもなる対面です。




VSドロマーオーラ

こちらのセイントローズが間に合う前に希望のジョー星を貼られると詰みます。
ジョー星を張られてしまうと、天門、セイントローズ、カイザルバーラ、「驚愕の鉄人」が腐ってしまうため、デッキとして機能しなくなってしまいます。
相手がジョー星を引けていなかったとしても、代わりにハンデスが飛んでくるため苦しい戦いを強いられることには変わりありません。

エメラルーダ2枚と、天門1枚をサイバーダイスベガスと差し替えると、希望のジョー星を割ることができるため、比較的対等な試合ができるようになります。

ドロマーオーラは盤面処理自体は苦手としているデッキなので、こちらの盤面を広げることさえできればどうにかなることが多いです。

最後はテック団を打ってザハ・エルハを剥がして総攻撃しましょう。

基本的には不利対面で、ベガスを詰んでも5割くらいの対面です。



ナウ・オア・ネバー不採用型について 2/3更新


ZweiLanceチャンネルの影響もあり、当記事を沢山の方に読んでいただきました。
まさか公式のカワサキさんにまで読んでもらえるとは思いませんでしたね・・・

皆様読んでいただき本当にありがとうございました。

ZweiLanceチャンネルの紹介動画のコメントもすべて読ませていただきましたが特に目を引いたコメントが、


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       ナウ・オア・ネバーが高すぎて組めない。

おっしゃる通りです。4枚で14000円とかしますからね。もう人が買う値段ではありません。

冒頭でカジュアル層にもオススメと書きましたが、これではとてもじゃないですけどオススメできるような金額ではありません。本当にすみませんでした。


そこで今回はナウ・オア・ネバーを使わずに安く組める構築をご紹介いたします。
安く組んでいるからといって妥協した構築では一切ありません。現環境でもしっかり勝てるように、元の構築に負けず劣らずのクオリティを保った構築であることをお約束します。


それではまずナウ・オア・ネバーに代わるカードを紹介します。



それは・・・
















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星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲートです。


スターゲイズ・ゲートでカイザルバーラを場に出す。→カイザルバーラ効果でセイントローズを場に出し、効果でヘブンズ・ヘブン設置。→終了時ヘブンズ・ヘブン効果でブロッカーを場に出す。

これはナウ・オア・ネバー型とほぼ変わらない動きどころか、より強力な動きをしていることになります。

ターン終了時に任意のブロッカーを出せるため、エモーショナル・ハードコアやカイザルバーラ等の強力なブロッカーを出しながら、ヘブンズ・ヘブンの龍解を狙うことができます。
ナウ・オア・ネバーで展開するのに比べると手札の要求が一枚増えますが、その分盤面展開の質ではこちらの方が上回っています。

またこの展開方法は、パルテノンが張られた状態でもネバーラストの龍解を目指せる方法となっています。

ナウ・オア・ネバーと違って直接ブロッカーを出すため、エモーショナル・ハードコアをプレイして相手の動きを縛ったり、アケルナルをプレイして盤面を広げることも出来るのでセイントローズに頼らない動きも可能です。
自分のターンに動く分にはナウ・オア・ネバーよりもこちらの方が器用に動くことができます。

上面のアケルナルは光のブロッカーであると同時に、展開を補助するカードとなっているのでデッキとも嚙み合っています。



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こちらがスターゲイズ・ゲート型の構築になります。

少し高騰しているカードもありますが、0から組んでも10000円前後で組めると思います。

「天門が入ってないじゃねーか!!」と思った方もいるかと思いますが、前述している通りこのデッキのコンセプトは天門ではありません。
天門がなくても勝てるのであれば合理性を考えて抜いてしまうのはおかしい話ではないと思っています。

ちなみに青白天門というデッキ名の方が伝わりやすいため天門を抜いてもデッキ名を変えるつもりはありません。

それでは星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート以外の新たに採用されたカードを解説します。


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王立アカデミー・ホウエイル 4枚

トリガーを持たないサイバーブレインです。

スターゲイズ・ゲート、セイントローズ、カイザルバーラはすべて光のカードとなっていますので「驚愕の鉄人」ではこれらのカードをすべて回収するのには向いていません。
そのため4コスト域のドローソースで最も強力なこのカードの採用に至りました。

「驚愕の鉄人」と比べると、山を見れるカードこそ少ないですが、稼げるリソース量ではこちらの方が上回っているため、ナウ・オア・ネバー型で採用するのも検討できます。

「驚愕の鉄人」と違い、希望のジョー星がある状態でも腐らないことも評価できます。


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ドレミ団の光魂GO! 3枚

天門の代わりに採用されたトリガー枠です。

スターゲイズ・ゲートはナウ・オア・ネバーと違ってトリガーを持っていません。
そこでこのカードを踏ませることにより、手札に抱えたスターゲイズ・ゲートを実質トリガーのように使うことができます。

天門と違ってサイバー・ダイス・ベガスで打つことができるため、このデッキの防御力を大きく引き上げるカードにもなっております。

全タップの選択肢もあるため、ホーリーエンドを失った穴をしっかり補完しているカードとも言えます。



最後に

いかがだったでしょうか。

そんなにプレイが難しいデッキではないので、比較的触りやすいデッキかなとは思います。

僕自身3年ぶりくらいにこのデッキを触ったのですが、過去に自分が好きで使っていたデッキでも、環境さえ見極めて使ってあげれば勝てることもあるんだな~と大変勉強になりました。
やっぱり好きなデッキで勝てるのが一番楽しいですからね(笑)

何か質問等あれば@kumityo_DMまでご連絡ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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