自粛期間中でCSが無くてもデュエルマスターズをしていた話


カナタです。

久々の自分語りの記事です。

自分語りが苦手な方はブラウザバックをお願いします。










2020年1月

僕の住んでる宮城県では半年間のCS参加が禁じられました。毎週のように参加していたCSが半年間消えたのです。
デュエルマスターズ公式の要請で仕方ないとは言え、生きがいを取り上げられるのは本当にきついです。虚無です。



そんな中、関東地方では宮城県より2ヶ月くらい早くcsが再開されました。

数々と上がる入賞報告の数々。デドダムのプロモやデスザークのプロモ。

それらを自力で入手する権利がないことが悲しかったです。
こういうこと言っちゃうとCSプロモが欲しくてCS出てるのかと思われるかもしれませんが決してそうではありません。



ただひたすらに勝ちたかったんです。
勝者にしか見えないあの景色、高揚感、あの感覚をまた味わいたい。

でも自分にはその権利はない。
住んでる地域が違うだけでどうしてこんな思いをしなければならないのか。



勿論状況が状況なので仕方ないのは分かってはいます。
それでも理屈じゃ抑えられない感情ってのもあるんですよね。


そんな自粛期間ですが僕の周りのプレイヤーの多くはDMから距離を置きました。

そりゃあCS無かったらDMやりませんよね。普通に考えたら調整する意味ないもん。

多くの宮城県のDMPがDMやめてポケカ始めてました。
あのZweiLanceですらポケカ始めたのですから驚きです。







それでも僕は半年間デュエルマスターズの調整はやめませんでした。

多分昔の僕だったら調整する意味ないと思ってみんなとポケカやってたと思います。

僕は2年前「とある男」に出会いました。
彼と出会ってなければ僕は半年間CSがない中で調整なんかしていないと思います。

これから僕が出会った「その男」の話をしたいと思います。








2019年12月

僕は仕事の関係で中部に2週間くらい幽閉されていました。
幽閉されていたとはいえども休日はあったため愛知のCSに参加することにしました。

そこで僕は「例の男」と出会います。
彼がCSで使おうとしていたのは僕が最も得意としていたデッキである【カリヤドネ】でした。

彼は自分の携帯のメモ機能に自分が知りうる限りのあらゆるループルートを記載していました。

僕はその時「なんでこんな無駄なことやってるんだ」と思いました。

当時の【カリヤドネ】はその持ち前のデッキパワーでループに入るのはかなり簡単なものでした。
はっきり言って当時はループルートなんて3種類くらい覚えれば何とかなりました。

だから当時彼の行為は「無駄」だと思いました。
しかしそんな「無駄」なことをしていた彼は決勝戦まで駒を進めました。

予選で敗退した僕は本選からの彼のプレイをずっと見てました。



はっきり言って死ぬほどプレイが上手かったです。

「この男は死ぬほどデュエルマスターズを練習している。そうでなければこんなに上手くカリヤドネは回せない。」
そう思わざるを得ませんでした。

同時に彼がどうしてこんなに上手いのかも悟りました。

自分が無駄だと思った行為こそが彼の強さだったのです。

その「積み重ね」が彼の強さであると。

後から聞いたんですけど彼は時間があればそのほとんどをデュエルマスターズに費やしているらしいです。




勘が良い方はそろそろ誰のことを言っているか気づいたと思います。








ユウキング選手です。

聞けば睡眠時間を削ってDMをしているらしく、最近早朝4時にあらましに構築の相談でLINEをしたらしいです。




CSが無くなった話に戻ります。
長い期間CSが無いと聞いたときに僕は彼のことを思い出しました。

この期間に自分がやるべきことはすぐに分かりました。
自分の調整が無駄になるとは考えませんでしたね。
いつCSが再開されても勝てるようにすることしか考えていませんでした。

【青白天門】【カリヤドネ】【ゾンビパルテノン】【ラッカスター進化】【5cコントロール】他にもあらゆるデッキを触りました。

【ゾンビパルテノン】なんて僕がCSで使うことなくルールに殺されました。(一応一緒に調整していてすめらぎが勝ったので調整していた意味はありました。)


僕は意味のない調整は存在しないと思っています。

その時培った思考や過程は後に絶対に自分の力になります。

その場で実感できなくてもやった分だけどこかで必ず帰ってきます。


デュエルマスターズは僕らを裏切らない










2021年 7/11日

《ラッカスター進化》が環境的に強いことを知り、僕とZweiLanceは調整を始めました。
調整時間は数時間でしたが構築は完璧なものに仕上がりました。

勿論このデッキを使うのは翌日のCSでほぼぶっつけ本番。

それでもその日のCSは自信に満ち溢れていました。

「過去の自分」が何度も練習していたデッキだったからです。










画像1


過去一気持ち良い優勝でした。

体がプレイを覚えていてほとんどミスがなかったです。

CSがない中デュエルマスターズをやっていたのが報わました。



でも僕なんかより数時間の調整で3位になってるZweiLanceの方がめちゃくちゃすごいんですけどね(笑)


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自粛期間に僕が一生懸命練習したプレイを余すことなく書いているので是非購入検討してみてください!!!




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