見出し画像

はじめての森茉莉。


画像7


たとえば


一日がかりの 病院の付添い。


大人になっても 気鬱な歯科通い。


手に負えそうもない 仕事etc。


靴を履くのも 躊躇うような 外出には 


森茉莉の本に 同伴いただく。


画像2


文豪・森鷗外に 溺愛され


『お茉莉は上等、お茉莉は上等』と 


乳母日傘で育てられた 正真正銘のお嬢様。


父の印税支払期限(30年)が切れる 50代で 


生きるために書く手段を選んだ 異色の作家。


画像3


幼少時から 


身に付けるものは 国内外の超一流品ばかり。


欧羅巴暮らしや 着物好きの母の影響で培われた 


確かな審美眼と 天真爛漫なキャラクターから 紡ぎ出される文章は


素敵に 浮世離れしていて


画像6



大病院の 検査&診察待ち時間の長さや 


歯科治療の恐怖  消極的外出の疲れを ヒョイと忘れさせてくれる。


おっとりしているが  相当な毒舌(笑)


作品はもとより 茉莉本人への好奇心が ムクムク膨らんできたら


オメデトウゴザイマス💘


森茉莉熱 潜伏期間の 疑いありです。


画像6


好奇心ムクムクに悩める 


森茉莉ビギナーに お奨めしたいのが この一冊。


ドキュメンタリー番組のように甦る 茉莉の素顔。

 

 時空を超えた 不思議な幸福感に包まれる クォリティーです。


浮世の雑事に疲れたら 


ファンキーな 森茉莉はいかが? 


図書館や 古書店で 贅沢貧乏いたしませう⁉️


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?