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Day.16 パニックになった兵長もいいね👍

今日はわたしの大好きな『進撃の巨人』ネタでいこうと思う。大丈夫です。本編の内容には触れていません。

このマンガ&アニメが騒がれていたとき、わたしは全く興味がわかなかった。巨人?しかも、人間が喰われる?グロテスクな描写を想像してしまい、読む気にならなかったし、なぜ、そんなに人気があるのかもわからなかった。

だけど、単行本が完結したときに、その結末にさらっと触れているnoteを読んでから、興味を持った。少年マンガだからきっと悪者を倒して終わりに違いないと思っていたのに、そのnoteには全然違うニュアンスのことが書いてあったのだ。

他にこのアニメに惹かれたのは、アニメで描かれた夕焼け空の美しい色合いを目にしたときだった。家族が録画して見ていたアニメを見て、予想外の美しさと大空に羽ばたく鳥の姿がとても繊細で、もしかして、これは残酷なアニメではなくて、見るに耐えられるアニメなのかも…と思い直した。

見始めてからは、もう止まらない。数日かけて一気見。そんなつもりはなかったのだが、続きが気になって、途中でやめる方がたいへん。話の展開が中途半端では、はなかなか寝られない。もしも、リアル進行で見ていたら、1週間、続きが気になって仕方がなかっただろうなと思う。

というようにすっかりはまってしまいアニメを3周ぐらい見たのだが、そこで気づいた。なんと番外編なるものが、録画されているではないか。さっそく見てみると、これまた予想以上にぐっときた。

わたしは兵長が好きだ。ちょっといかれているぐらい徹底しているところや、技能の高さ、筋が通っていて常に冷静なところなどなど。それなのに、番外編ではあの兵長が取り乱して、自分をさらけ出し、パニック状態になっている姿を見ることができてうれしかった。やっぱりそれぐらい気持ちがあって、しっかりと血が通っている人なんだなと知って、ますます好きになった。

番外編の「悔いなき選択」というタイトルの通りに、エルヴィン団長がこんなことを言っていた。

後悔はするな。判断を鈍らせる。
そして、いつしか判断を人に委ねるようになる。

そう言いながら、死体の横をあの真顔で通り過ぎる団長。その言葉を聞いた兵長も、きっと「こいつは、ただ者じゃない。」と思って、団長についていこうと決めたんだろうなと、わたしの妄想は膨らんだ。

自分には見えないものが見えている。
だからついていってやるよ。

ここから、あの二人の関係性(団長に対してタメ口?なのに、命令には服従?)は、こういうところから生まれたのねと納得した。

ちなみにわたしが一番好きなキャラは、モブリットです。家族に言っても、誰もわかってくれなかった…あんなに活躍していたのに。人の視点て、つくづく違うんだなと思った。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。明日につなげます。



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