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𖧷感想𖧷八重神子「鳴神御祓祈願祭」

八重神子の伝説任務「鳴神御祓祈願祭」を読了してきた。
まず一言で感想を言うと、みほよは本当に各国の特徴と個性を活かすのが上手いと思う。マジですごい。

以降はネタバレを含むためご注意いただきたい。



荒瀧一斗の伝説任務もそうだった。
一斗の魅力的なキャラクター性に加え、あの「日本昔ばなし」を彷彿とさせるストーリー。日本人ならみんな感じ入るに違いない。私は泣いた。(本当にいい話だった)

八重神子や五百蔵、鬼である荒瀧一斗、天狗の血を引く九条娑羅など、妖怪や霊魂の類はまさに「稲妻ならでは」のネタだ。
それを巧いこと原神世界の、各々のキャラクターの物語として作り上げているのは、もう本当にすごいの一言に尽きる。
みほよくんがどこまで日本のことを調べ、作品に取り込んでいるのかは不明だが、やはりきちんと調べているのだろうなあ。
(あと稲妻でやたらと娯楽小説が流行しているのも、サブカル大国の日本らしさを感じたり……)

外国の文化はよく知らないが、雲菫ちゃんのお芝居も京劇(?)を再現されているらしく、その作り込み方といったら。
そういうところが好きだよみほよくん。

さてさて、そんな妖怪や霊魂の話がたっぷりつまった今回の伝説任務、最後まで飄々と人を食ったような言動の八重神子に翻弄されつつ走り回ったのであった。
ただ、人間より長命である八重神子にも、たくさんの別れがあり、一瞬だけ見せる切ない表情にはキュンとさせられた。

あと使ってみての所感としては、たのしい! 法器キャラの中でもまた新しいモーションで、めちゃくちゃワクワクする。
そしてタルと相性良さそう!

雷元素超不足の弊ワットをぜひとも救済してほしいところだが、ガチャ禁中につき、しばらく耐え忍ぶしかなさそうだ……。

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