22'キーンランドC/各馬考察⑤レイハリア

★基本データ+血統★

★注目レースのラップとバイアス★

★馬場・コース適性★

キーンランドＣと葵Ｓは高速馬場での勝ち星ということで、高速馬場適性が高いタイプのように見える。ただし昨年のキーンランドＣは51.0kgの軽斤量ということもあるし、葵Ｓはオープン戦といえど３歳限定戦。馬場適性という意味では高速馬場が合う可能性はあるが、高いレベルでとなると懐疑的なところになる。

重馬場の雪うさぎ賞も３歳限定の１勝戦とレベルそのものは懐疑的。
時計の掛かる馬場や含水率の馬場にもある程度対応出来るタイプかもしれないが、こちらも高いレベルでとなると懐疑的。

昨年のキーンランドＣを勝っているので、札幌コースに適性がないとは言わないが、今年は昨年よりも斤量が4.0kgも重くなるし、馬場に関しても昨年のような高速馬場ではないだろう。昨年が噛み合ったと考えれば今年のハードルは高いものになるんじゃないかな。

★脚質★

先行脚質を主軸としている。
好走レースのペースバランスを考えると、３角地点を２番手で走りながらも求められた前半バイアスは「ミドルバランス～稍ハイバランス」と極端にペースの速いものではなく、後半バイアスも消耗しきっていないため(新馬戦は消耗度高め)、先行馬にとっては楽な展開だった。
今年は馬場が重くなるので同じペースで走ったとしても消耗度は大きくなるし、先行馬が多く出走してくるとなればペースも厳しいものになりやすい。
これはレイハリアにとって良い条件とは言えないんじゃないかな。

★総合評価★

現在５番人気のレイハリア。
昨年のキーンランドＣ覇者でもあり連覇を狙う立ち位置。
個人的には今年は危ないと思っている。
まず昨年は軽斤量に恵まれたことが一番大きかったと思う。そんな条件の中、高速馬場でペースも上がりきらず厳しい展開にはならなかったという噛み合った面が多かったように感じる。
今年は時計の掛かる馬場や、先行馬が多いことによる前半のペースアップという懸念点が出てくるし、斤量も55.0kgと恵まれているわけではない。
個人的には軽視したいタイプの一頭。追切が良ければ△で拾うかどうかの一頭になりそう。