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24'安田記念/セリフォス
★基本データ★
![](https://assets.st-note.com/img/1716940048618-bBy7FhgH9P.png?width=800)
★レースタイプ分類★
●緩急型
![](https://assets.st-note.com/img/1716939967012-KbBTTscwGP.png?width=800)
●一定型
![](https://assets.st-note.com/img/1716939973432-WwEPztlMR5.png?width=800)
★適性★
◆コース適性(芝限定)
東京1600m「1-1-0-2」
1600m「5-3-0-3」
東京「1-1-0-2」
左回り「3-1-0-3」
右回り「2-2-0-1」
◆馬場適性(芝限定)
◇良馬場
超高速「0-0-0-0」
高速「2-1-0-2」
稍高速「0-1-0-0」
標準「3-0-0-1」
タフ「0-0-0-0」
超タフ「0-0-0-0」
◇水分の含んだ渋った馬場
稍(標準)「0-1-0-0」
★考察★
●24'マイラーズC(1着:-0.3秒差)
![](https://assets.st-note.com/img/1716941809729-tsalFDeH3Q.png?width=800)
馬場は標準の稍重馬場。
ペースバランスは-1.3秒のハイペース戦。
「前2F=23.0秒(-0.1)」最序盤:ミドルバランス。
「前3F=34.1秒(-0.2)」 序盤:ハイバランス。
「前4F=45.6秒(-0.2)」 前半:ハイバランス。
セリフォス(前3F-後3F)
「35.1-34.8(+0.1[S]/+0.0[M])」
追切評価は「A」。
![](https://assets.st-note.com/img/1716941786683-IWKNcOkNHo.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1716941792236-w93k7JzLVB.png)
【ゲート~向正面(1F~3F)】
LAP「12.1-10.9-11.1」
セリフォスは③番枠からまずますのスタート。
立ち上がりは「中団・内」のポジション。
最初の3Fはそれなりに速い流れでハイバランスとなっている。
【3角~4角(4F~6F)】
LAP「11.5-11.5-12.0」
前半3Fがハイバランスで流れた中、3角からコーナー中間地点でもペースは落ち切らず、ハイペース戦へとシフトしていく。
4角で一気に減速したため「好位中団・最内」のポジションを取っていたセリフォスは追い出しを我慢する形になってしまいポジションも下がってしまう。距離ロスは小さいが展開不利という状況。
【直線(7F~8F)】
LAP「11.5-11.9」
「2F型ショートスプリント」の「有酸素運動戦」
L1は「底力」が求められている。
L2-L1でしっかり伸びを見せたものの、ソウルラッシュには完敗。
ソウルラッシュは展開利を受け、セリフォスは展開不利の状況ということがあったにせよ、ここではソウルラッシュが一枚上手だったかなという内容ではある。
レースタイプは
●「ハイペース戦」
●「一定型」
●「一脚型」
●「有酸素運動戦」
「2F型ショートスプリント」の「有酸素運動戦」なので、基本的には東京マイル戦である「安田記念」の参考レースにはなりづらい。
「ハイペース戦」「一定型」「標準の稍重馬場」と「有酸素運動戦ファクター」が多いのも「安田記念」とはリンクしづらい要因となっている。
セリフォスにとって「2F型ショートスプリント」は22'マイルCSで勝ち切っているレースタイプなので、ここで甘くなったと考えられる原因は「有酸素運動戦」になりきってしまったことだと思う。「有酸素運動戦ファクター」がちょっと多くなってしまったことが最後に伸びを欠いた原因だろうね。
●23'安田記念(2着:+0.2秒差)
![](https://assets.st-note.com/img/1716943285716-D2h9Fw619j.png?width=800)
馬場は標準の稍重馬場。
ペースバランスは+0.6秒のミドルペース戦。
「前2F=22.8秒(-0.0)」最序盤:ミドルバランス。
「前3F=34.2秒(-0.0)」 序盤:ミドルバランス。
「前4F=46.0秒(+0.1)」 前半:ミドルバランス。
セリフォス(前3F-後3F)
「34.8-33.6(+0.2[S]/-0.2[H])」
追切評価は「A」。
![](https://assets.st-note.com/img/1716943270985-ifx8TKpkfw.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1716943275212-3UgIVzPl2G.png)
【ゲート~向正面(1F~3F)】
LAP「12.0-10.8-11.4」
セリフォスは④番枠からまずますのスタート。
立ち上がりは「好位中団・最内」のポジション。
最初の3Fはミドルバランスとなっている。
【3角~4角(4F~5F)】
LAP「11.8-11.6」
3角から中弛みが発生し、4角でもペースは上がり切らない。
「好位・最内」のポジションを取っていたセリフォスは追い出しを我慢する形になってしまいポジションも下がってしまう。距離ロスは小さいが展開不利という状況。
【直線(6F~8F)】
LAP「11.1-11.2-11.5」
「3F型ショートスプリント」の「無酸素運動戦」
L1は失速しているものの「底力」が強く求められたものではない。
ソングラインには完敗だったが屈指の東京マイラーなので致し方ない。同じく東京マイラーとして牽引してきたシュネルマイスターを凌いでの2着。
レースタイプは
●「ミドルペース戦」
●「一定型」
●「瞬発型」
●「無酸素運動戦」
「3F型ショートスプリント」の「無酸素運動戦」なので、基本的には東京マイル戦では参考レースにはなってくる。まぁ「安田記念」なので当たり前ではあるが。
「瞬発型」「無酸素運動戦」で強かったソングラインが引退、シュネルマイスターも引退ということで、セリフォスの時代がやってきそうな感じはする。
今年の安田記念でも当然注目の一頭になるだろうね。
★展望★
セリフォスは「トップスピード面」を求められて良さが出るタイプだと思うので、前走のマイラーズCで「有酸素運動戦」を求められて崩れなかったのは良かったと思う。ソウルラッシュにとってかなり良い条件のレースだったし、完敗だったのは適性面からも仕方なかったと思う。「無酸素運動戦」になりやすい「安田記念」なので条件は好転すると思うし、パフォーマンスアップは期待出来そう。雨が降りそうなのでここが少し心配だが。
「3F型ショートスプリント」「無酸素運動戦」で一線級と肩を並べてきた存在なので、「瞬発型」「無酸素運動戦」を想定レースタイプとすれば軸馬候補の一頭になる。
一方で、雨の影響で「有酸素運動戦ファクター」が強くなった時にどう扱うかが難しいなと感じている部分ではある。
「標準の稍重馬場」ぐらいで収まり、中弛み顕著なミドルペース戦であれば「無酸素運動戦」にはなってくると思うし、このパターンなら好走は可能だろう。
「ハイペース戦」「一定型」「持久型」といったレースタイプや、「一定型」「持続型」といったシンプルな競馬になった時に、前目で受けすぎて「トップスピード面」が削がれて凡走、というパターンはちょっと怖いかな。
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