22'中山金杯/各馬考察⑤ヒンドゥタイムズ
★基礎データ★
馬齢:牡6
斤量:56.5kg
騎手:M.デムーロ
★血統★
-----父-----
ハービンジャー
【欧州型】
大系統:ノーザンダンサー系
小系統:ダンチヒ系
-----父母父-----
Bering
【欧州型】
大系統:ネイティヴダンサー系
小系統:ネイティヴダンサー系
-----母父-----
ディープインパクト
【日本型】
大系統:サンデー系
小系統:ディープ系
-----母母父-----
Nureyev
【欧州型】
大系統:ノーザンダンサー系
小系統:ヌレイエフ系
★レース分析★
※4角位置の(数値)は、小さいほど前、大きいほど後ろの競馬。
※前残り度の(数値)は、小さいほど前残り、大きいほど前崩れ。
※【スピードバイアス】は、マイナスが大きいほど速いラップを刻んでいることを示す。
逆にプラスが大きいほど緩んだラップを刻んでいることになる。
①21'大阪城S【阪神(8日目)/芝1800(A)/良】
1着(-0.1)/斤量(56.0)/上がり3F(33.6/1位)
4角位置:[好位](50.0%)
前残り度:[1-2着]43.8%[C]/[2-3着]35.4%[B]/[平均]39.6%[C+]
【LAP】1:46.1(+1.8/スローペース)
12.7-11.3-11.7-12.1-12.3-11.9-11.3-11.0-11.8
(+0.9/-0.5/-0.1/+0.3/+0.5/+0.1/-0.5/-0.8/+0.0)
↑(スピードバイアス)
▽特徴▽
●スローペース戦
●L2最速トップスピード持続戦
●前残り度[C+]
●脚質[好位差し]
②21'下鴨S【京都(3日目)/芝2000(C)/良】
1着(-0.2)/斤量(57.0)/上がり3F(33.2/3位)
4角位置:[好位](38.5%)
前残り度:[1-2着]53.8%[D]/[2-3着]41.0%[C]/[平均]47.4%[C-]
【LAP】2:00.0(+5.2/超スローペース)
12.4-11.7-12.8-12.9-12.8-12.2-11.6-11.3-11.0-11.3
(+0.4/-0.3/+0.8/+0.9/+0.8/+0.2/-0.4/-0.7/-1.0/-0.7)
↑(スピードバイアス)
▽特徴▽
●超スローペース戦
●L2最速トップスピード持続戦
●前残り度[C-]
●脚質[好位差し]
★22'中山金杯について★
新馬戦から12走連続で2000mを戦ってきた中距離馬。
しかもその12走は全て掲示板入りと安定感抜群。
近2走は崩れてしまったが今回は如何に。
ヒンドゥタイムズの好走特徴としては
●スローペース戦~超スローペース戦
●トップスピード持続戦
●前残り度[C]前後
●[好位差し]脚質
この3点が武器になってくる。
特に[好位差し]が決まるような展開になってほしいので、中山金杯特有の[前残り]のトラックバイアスはヒンドゥタイムズにとってはマイナスファクターになってくると思う。近2走で崩れた中日新聞杯と鳴尾記念だが、いずれも[前残り度A]や[前残り度A-]と[前残り型]の展開の中、[好位]や[後方]からの競馬で崩れている。
ヒンドゥタイムズは[後半型]の競馬を得意とするタイプではあるが、その中でも無酸素運動型のトップスピード戦タイプなので、中山コースで求められやすい有酸素運動型のポテンシャル戦は合わない可能性が高い。
①脚質と展開の不一致
②レースタイプの不一致
の可能性が十分あるので、個人的には推しづらい。
基本的には印を打てない一頭かな。
調教・追切が抜群に良ければ一考の余地もあるけどね。