22'フェアリーS/各馬考察⑥エバーシャドネー

★基礎データ★

馬齢:牝2
斤量:54.0kg
騎手:藤岡佑介

★血統★

-----父-----
ルーラーシップ
【欧州型】
大系統:ネイティヴダンサー系
小系統:キングマンボ系

-----父母父-----
トニービン
【欧州型】
大系統:ナスルーラ系
小系統:グレイソヴリン系

-----母父-----
ハーツクライ
【日本型】
大系統:サンデー系
小系統:Tサンデー系

-----母母父-----
Indygo Shiner
【米国型】
大系統:ナスルーラ系
小系統:エーピーインディ系


★レース分析★
※4角位置の(数値)は、小さいほど前、大きいほど後ろの競馬。
※前残り度の(数値)は、小さいほど前残り、大きいほど前崩れ。
※【スピードバイアス】は、マイナスが大きいほど速いラップを刻んでいることを示す。
逆にプラスが大きいほど緩んだラップを刻んでいることになる。

①21'新馬【阪神(4日目)/芝1600(B)/良(-8)】

1着(-0.2)/斤量(54.0)/前3F-後3F[36.8-34.2]
4角位置:[先行](23.5%)
前残り度:[1-2着]17.6%[A]/[2-3着]35.3%[B]/[平均]26.5%[B+]
【LAP】1:35.1(+2.1/超スローペース)
13.1-11.5-11.7-12.3-11.6-11.5-11.3-12.1
(+1.2/-0.4/-0.2/+0.4/-0.3/-0.4/-0.6/+0.2)
↑(スピードバイアス)

▽ポイント▽
●標準馬場~高速馬場
●[+2]超スローペース戦
●L2最速型L4トップスピード持続戦
●前残り度[B+]
●4角脚質[先行]


★22'フェアリーSについて★

新馬戦では強敵マテンロウオリオンを撃破。
レベルの高さを重賞の舞台でも披露できるか。

●標準馬場~高速馬場
●外回りコース
●トップスピード持続戦
●前残り度[B+]
●4角脚質[先行]

エバーシャドネーの新馬戦、好走特徴は上記5ポイントというところ。

新馬戦は標準馬場~高速馬場ぐらい。超高速馬場しか走っていない馬も多い中で、ある程度標準馬場に近いレースでレベルの高さを見せられたのは、今の中山の馬場を考えるとプラスポイントと考えて良さそう。走り方も時計の掛かる馬場は合いそうな感じがするしね。

基礎スピードに関しては、エリカヴィータやライラックに比べれば不安は小さい。
+2.1秒の超スローペース戦ではあるが、究極的なキレ味が求められたような無酸素運動特化型の競馬ではなく、ある程度時計の掛かる良馬場で仕掛けも遅くなく割と分散されたトップスピード戦。

前走は先行~好位での脚質で、ゴール前にマテンロウオリオンを差す形の競馬。
今回のメンバー的に、もう少し後ろのポジションになるかもしれないなとは思っている。好位~中団のイメージ。
高速馬場+スローペースが噛み合うほど前残り型の展開になりやすいフェアリーSだが、近年は割と前残り度[C]前後で推移しており、差しが利きやすい形になっている。
今の中山は高速馬場とは言いづらいし、今年も差しが利きやすい展開になる可能性は十分だろう。となれば、新馬戦よりもポジションを落としたとしても、エバーシャドネーにとっては悪くない条件になるんじゃないかな。

調教は悪くない動きだし、中山1600m戦の1枠1番は良いと思う。
ちなみにフェアリーSは1枠1番が直近3年連続馬券圏内。

新馬戦比較で言えばおそらく一番ハイレベルな勝馬だと思うので、本命候補としても十分評価が出来る一頭だろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?