「問題」に注目する本質的無意味さについて

Beauty Japan グランドファイナリスト
日本大会出場中のみやたかなと申します。

未就学児は、小学校の勉強の準備
学童期は、中学校以降の勉強の準備
思春期は、自立の準備
青年期は、社会に出る準備
社会に出たら、結婚妊娠出産の準備
子供がもし生まれたら、1番上に戻る↑

準備で、人生が終わってしまう

今度やってくる課題に対して何を準備するか
その時々の事象を問題視して更にやらなきゃいけないことが増えてしまう

こんなことをやっていたら、
あっという間に人生が終わってしまうわ

ご感想は
「あ〜大変だったぁ〜」って、感じ?


親の辛さはそこにある
自分の人生だけを考えればいい時間が全然ないまま
あっという間に還暦を迎えて
そこそこで病気になったりして
古希を過ぎたらサクサク死ぬ準備が始まる
「あなたはもう大体、済んだものね?」と言わんばかりの空気が流れる
「老いては子に従って黙っときな」とかもある

人の一生のなんと短いことか
出囃子が終わってわちゃわちゃしていたら
「宴もたけなわではございますが」と命の足音が聞こえてくる
「もう?!」と、思うことになるの

私はまだ38歳だけど
その短さを知っている
40歳で死ぬつもりで生きてきたから気が早いタイプ
思っていたより早く40歳がやってくるから
この勢いですぐ還暦になり
そのままさっさと死にそうなことは自明の理

ぶっちゃけ時間全然ない

不幸でいるほど人生は長くない
人のアラ探しをしていられるほど人生は長くない
人の心配をしていられるほど人生は長くないんだ

本当はその時、すべての素晴らしいものが
与えられていることを知りもしないで

五感を使って味わうこともしないで

頭使って正しさを振りかざすことのなんと無意味なことか

「問題」っぽいものは必ずいつもある
そして本当にクリアに解決されることはとても少ないことぐらいなんとなくみんなお察しよね

解決したらまた他のことがやってくるから
問題を解決することに躍起になることは
本質的に無意味じゃない?

あれが問題だ、これが問題だと
慌てて対処したところでなるようにしかならない

そして全てが思い通りになることは
不可能ではないが、とても少ない

その方がいいの
思い通りにならない方が実があるからそうなっている

私たちは歳をとりいつか死ぬ
やれることもとても少ない

だから問題から手を離すこと

今、思い出作りをたくさんして
今ある素晴らしいものをちゃんと見ておく
この未熟な人生を愛していこう

今の問題は今しかない
今の豊かさも今しかない

不幸でいられるほど悠長にできていない

これだけやって死ねたらいいと思えることは何か
与えられていたものと
これからあげたいものは何だったのか
子供達に何を残すのか
後悔しないようにやりきるとはなんだったのか

ヨボヨボになってから考えるなんて勿体無いから
今からやるの

本当に好きなものを選んでいくこと
怖いけどやってみたいことを選ぶのが
「正しい努力と挑戦」なのではないかしら


でも問題が気になって仕方ないよね
それもわかる
悪くないよそれも
そうやって問題解決を何個もやってみたらいいよ

それが無意味だと気づくまで


私は気づいたの
ちょっと、だいぶ遅かったけどわかったの

これ終わんねぇな ってわかったの笑

問題に囚われないためには
視座の高さが必要だから

人生全体を見渡すゆるい優しい目線を持とう

その恋人
そのパートナー
その仕事
その子育て
その親や親族
その揉めごと
そのお金

マジで期間限定の悩みだから

ぜひ安心してほしい

なるようにしかならない

やることやったらもうあとはお任せしましょ

「あんなに心配して躍起になることなかった」
って大体なってきたでしょ?

力を抜いて
さっさと脱いで
私とすっぴんで温泉にでも入りましょ
浴衣でも着て冷酒を飲みましょ

問題なんか、大したことないわ

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