私が教育業界に戻りたくない理由

自分で生きやすい環境を選ぶ力をつけたいと思い、転職を考え始めている。

かなザップに入会したのも自分に向き合いそこに繋げていきたいというのがある。


ちょうど貿易事務4年目。商社で働くこと、英語を使えることは好き。でも、これからの自分の成長と発達障害を抱える自分にとって正直今の職場に限界を感じている。

前職は個別指導塾でのマネージャー。やりがいもあって目標もあって忙しくてなりふり構わない仕事一筋の自分だった。

同期や後から入った方がどんどんやめてったり飛んだりする中”仕事を辞めたい”という思いを持つことは一度もなかった。

そんな私に見かねた教師の父が「一度外の世界も見たら」と大学で勉強していた英語を使った仕事をしたいという夢をかなえられる今の仕事を紹介してくれなかったら、本当に倒れるまでずっとあの仕事を続けていたと思う。


いざ、転職サイトを覗いても教育業界に戻りたいという気持ちになれない。

今は、コワーキングスペースや人と場所が有機的に繋がって新しいものが生まれるサービスを提供、運営したい。

その理由が坪田先生の「才能の正体」を読み始めてわかってきた。


*私のやりがい

自分の得意なことを活かして、誰かの役に立ちたい。

人の成長や目標達成を応援する提案する、サービスを提供したい。

もっと言えば自分の努力が人を介して成果に繋がると達成感を感じる。

それが、教育業界の一番のやりがいだと思う。

自分の努力、スキルアップがお客様の成果に繋がって利益に繋がる仕組み。

だから、今の事務100%で結果が形に残らない、滞りなく仕事をすることがモットーの仕事がしんどい。

*戻りたくない理由

競争の激しい塾業界で、結果を残していくには数字は何より。つまり、生徒数、受講率等、いかにして子どもたちに自分たちのサービスを必要としてもらうかとの闘い。

そのために、大人の価値観を押し付けて利益に繋がるような努力をしなければならなかった。

勿論大人として大学進学、勉強を頑張ること、社会の現実やイメージや子供たちに色んな選択肢を紹介し、リアルさを伝えることは大切かもしれない。でも塾としての立場を背負って生徒さんと関わるのは、私のライフワークではないと感じる。

自分の生きやすい環境を選ぶ選択肢ではない。

それにこれまでの活動とこんな風に生きづらさを関わる自分の実感として、塾と(勉強)と関わり続けることを強いるのはこれからの多様な社会の価値観に合わないと思う。

私はもっと私は子供たちの成長、やりたいこと、叶えたい夢、可能性を応援し続けたい。

それを実現するのは、今の自分ではちょっと難しいと感じるし、私が見たところ教育サービス業でも難しそうな気がする。(働く時間帯等の労働環境も含めて)

もちろん、私の考えに会う会社に出会えたらそこを選ぶ道はある。

でも、それよりも今関心があるのはコワーキングスペースのような新しい価値が生まれる、より世界がわくわくして、自由が選びやすい、生きやすい世の中をつくる環境を作っていくことの方がより、子供たちに貢献できるのでなないかと考える。

だから、ワクワクすること、自分の好きをエネルギーに還れるような仕事、環境を選べる自分になりたい。



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