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“考え方”は選べる
本やテレビ、雑誌、ブログ、SNS、動画、ネットの記事。
個人から専門家まで、実に様々な人の考え方や物事の捉え方を知る機会は多い。
特に、権威ある著名な方が語る内容は説得力があって、論理的で、自分の経験を照らし合わせて当てはまることが多い場合には、それが正しいと思えるだろう。
でも、その意見や考え方がどんなに的を得ていても、自分の経験に照らし合わせて納得できたとしても、世間体を守るためだったり、何かを諦める理由だったり、本当は嫌がっている自分を説得させるために使われるなら…
その考え方は採用しなくてもよいと思っている。
なぜなら、その先に具体的な誰かが幸せになることはないからだ。
どうせなら自分や、自分の大切な人たちが幸せに生きることにつながる考え方を採用したい。
自分の幸せを通すと、誰かが犠牲になる場合はどうするんだ?!って意見もあると思う。
当然、そんな状況はたくさんあるだろうと思う。
でも、誰も犠牲にならない道があるかもしれない。
「ない」という証明はできないのだから、「ある」可能性は残り続けるのが真実だ。
だから、どんなに難しい課題に直面していても、誰かの犠牲を払う必要があると思える状況でも、“みんなが幸せになるような都合のいい方法はあるわけない”と思い込んでいたら、機会や情報が近くにあったとしても気づかずに見逃してしまうだろう。
だから、目の前にある望ましくない状況をひっくり返す機会と情報を確実にキャッチするためには、「自分には思い込みがあるはず」、「もしかしたらそうではないもっといい考え方もあるのかもしれない」という前提に立って物事を見ることはとても大切なことだと思っている。
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