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山口とのコト

初めまして!マセキ芸能社、カナメストーンの東峰零士と申します。とうみねれいじ、と読みます。この自分の名前はかなり気に入っています。


相方である山口の「零士向いてそうじゃん」の一言を真に受けてnoteを始めてみた。

そして第一回目はそんな相方山口との出会いを書こうと思う。

出会いは中学校だ。小学校は別々で、オレの通っていた小学校は市内でも1番メインの小学校。

山口の通っていた小学校は生徒数が少ないのだがヤバめのヤツが多い、ある意味少数精鋭の小学校だ。

どんなヤバめのヤツがいるかというと、

「キレると自分の唾を相手の腕にこすりつける攻撃をするヤツ」

「話すときにマジで語尾に『きゃぷー』を付けるヤツ」

「ライターで木に火をつける遊びをしていて、木についた火が勢いを増して電線にまで燃え移り消防車が来て大騒動になったヤツ」

などがいる。ちなみに木に火をつけて大騒動になったヤツというのは相方の山口のことだ。

山口とは同じサッカー部に入ることになるのだが、ここで問題が生じることになる。。

オレは山口のことが入学以来、本当に嫌いだったのだ!!!学校で1番嫌いだったと言ってもいい!

なんでかと聞かれたら、なんか生意気そうだからとしか言いようがない。

やはりヤバめの小学校出身で消防車騒動の称号を持ってるもんだから生意気なのだ!

どれくらい嫌いだったかというと、家で母親に「マジで嫌いなヤツいるんだけどどうしたらいい?!」と相談したくらいだ!

保育所のときに水泳教室に通っていたのだが、「○○先生と△△先生のバタ足の教え方が違う!どっちが本当?!」と相談した以来の相談だ!

後で聞いたら山口もオレのことが大嫌いだったらしい。。やめてよ。。

そんな2人がやっと話すようになるのは中2の冬だ。そう、同じサッカー部なのに2年弱も話しもしなかったのだ。

話すようになった理由は簡単だ。2人ともミュージャンの19(ジューク)が好きでその話で盛り上がったのだ。そのときの詳細を書いておこう。

山口が19の歌の歌詞を思い出せず、別のヤツとああでもないこうでもないと話をしていた。オレはその会話を見ながら「オレ知ってるけどね」と思っていた。

そのオレの「オレ知ってるけどね」感が伝わったのか山口がオレに聞いてきたのだ!

あのムカつく山口がオレに質問だと?!きっと彼なりに勇気を出して質問してきたにちがいない!

そんな彼の勇気をオレは台無しにしたくはない!オレは素直に歌詞を教えた!

オレ「うれしくて〜♩詩う心 今伝えてく〜♩だよ」

山口「そうだそうだ!ありがとう!」


え?!!!









なんだいいヤツなんじゃ〜ん!!!










先言っといてよ〜!!!!





その日から急激に仲良くなり、今まで話してなかったぶんを取り返すかのように気持ち悪いぐらい一緒にいた。

山口が給食のときに使うスプーンを隣のクラスのオレに借りに来て、食い終わったらわざとおかずを乗っけたままにして返してきたり。

山口がニキビで悩んでいたので「休み時間のたびに洗顔するといいよ」と教えて、それを実践したら余計にニキビがひどくなったり。

オレの買ったばかりのチョーお気に入りの靴に山口が自分のサインを勝手に書いた、、ときは少し怒った!さすがにね!
でも楽しかった!楽しすぎた!

山口に最初にしたツッコミも覚えている。

真冬の山口の乾燥した肌を見て、

「なにそれ粉ふいてんじゃん!」

これが最初にしたツッコミだ。

ツッコミを受けた山口の反応はと言うと、

「オレに遠慮しないでガンガン来るとこが良い」

当時から謎の上から目線は健在だ。

そして中3の文化祭でお笑いをやることになる。
そのときは2人ではなくもう1人同じサッカー部のヤツと3人で全校生徒の前でショートコントをやった。

トリオ名は14(ジューシ)。19(ジューク)は当時19歳だったから19(ジューク)。

オレらは14歳だから14(ジューシ)。

内容はどんな感じかというと、

山口「バームクーヘンじゃなくてバームクエヘン(食えへん)」

オレ「じゃあ食うなよ!!」

ワケこそわからないが、いい感じだ。

この文化祭でまあまあウケてしまったので、この時からオレは山口とお笑いをやることしか考えられなくなる。


お笑いを始めるまでにはまだ色々と話があるのだが、それはまた今度にしたほうがいいよね!

読んでいただいた方、カナメストーンをよろしくお願い致しまス!!

サポートしていただけたら嬉しい嬉しい嬉しい!