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結婚が貴方にとって、天国になるかも?

2040年には、全世帯の39.3%が独り暮らしになり、2060年代には、40%以上になるといわれている。
増加の理由は、晩婚化が加速化し、それに加えて、未婚や、それから価値観の自由により、離婚が多くなるからだ。
2040年には、結婚しても子供を持たない夫婦が21.1%と少し増えるようだ。
芸能人でも、子供を持たない理由を世間に公表して、いい意味での反響を得ている。
長年、結婚をして、所帯を構えて、子供を持つ、これぞ幸せ、というような図式が出来ていたが、少しずつ、その価値観は薄らいでいる。何も、生まれも育ちも違う二人が、一つ屋根の下で暮らすことの大変さを選択するより、我他人に関せずで、一人で生きる方を選ぶほうが、遥かに自由だし、気持ち敵にも楽である。
また、最近、【個】を大切にする時代になり、【個】としてどう生きたいか?という考え方にシフトチェンジしている。もっとも、人間は、一人で産まれて、一人で死んでいく【個】または、【孤】を意識せざる得ない生命体だが........
一ついえるのが、よっぽど、今の10代のほうが、大人より、【個】として、どう生きて生きたいかが、はっきりしている。
【個】として、どう生きていきたいか、ビジョンが明確な子供も増えているので、10代でも進学という当たり前の道を捨て、あえてビジネスを若いときからスタートしている若者も現にいる。そうすると、なにも、個人の人生を、一昔前のように、【結婚】という型にはめる必要がなくなってくる。人の数だけ幸せの形があってもいいもんだ。
だけど、そうすると、結婚て、何なのか?という疑問がでてきてしまう。
私のように、昭和50年代生まれの者は、まだまだ日本が経済的にも恵まれていたものの、バブル崩壊や、就職氷河期を経験し、常に安定とは程遠かったが、結婚さえすれば、安心よ!という親の刷り込みも多い世代がゆえ、【個】ではなく、世間体を意識した動きとして、20代後半になると、我先に、後に続け!と、結婚する者も多かったと思う。
そして、ほんの少し前の時代だったら、女性は、女性の年齢をクリスマスに例えられ、25歳(25日のクリスマス)までに結婚しないと、クリスマスに売れ残ったケーキに例えられた。だから、売れ残りたくないから、女性は特に結婚する年齢は大切だった。
そして、結婚することこそが、男女とも親孝行であり、世間として一人前と言われた。
若い世代は結婚についての考え方も自由だし、結婚をしないでも、【個】で楽しむことができるようになったし、生きていくことができる。色々な理由もあるが、一番は、自分の親をみて、結婚観が決まるそうのではないかと思う。仮にこう仮定してみた。世間体や、焦りからしてしまう結婚生活を送っている親をみると、親の結婚生活の産物から得られるものは、もしかしたら、結婚=地獄の始まりにみえるのではないか?と。
現に、恐らく今は、共働き夫婦が殆どで、二人で家計を支えている家庭が殆どだろう。そして、妻は、ヘトヘトになって帰ってきたところで、やれ、保育園にお迎えだの、ご飯の支度など、主婦に休みはない。鬼の形相で、夜の時間は過ごさなくてはいけない。夫も帰りが早ければいいが、日本のサラリーマンはなかなか、会社の付き合いも真面目だ。遅く帰ってくる夫にかわって、【仕事、家事、育児 】これを、殆ど一人でやっている主婦も多い。【イクメン】という、言葉が流行ったが、これも、育児=女性がするもの、という認識があるからこそだ。
24時間365日、この限られた時間内に、一人の人間が【仕事、家事、育児】をしたら、どうなるか?
はい、99%の女性がイライラします。
それに、女性の体はとてもデリケートで、更年期や、生理とぶつかると、とてもしんどいのだ。
そんな頑張るお母さん、苦しそうなお母さんを間近て見ている子供にとって、 わざわざ結婚してまで苦労なんかしたくない、と思うのも、納得できる。それに、何度も書くが、今は【個】を生かせて、生きていける時代だ。
そうであれば、【お一人様】か、もしくは、結婚しても、子供を持たずに、【個】としての生き方を選択したくなる。
だから、今後も少子化となり、人口現象に歯止めは今後もかからないのではないかと思う。人口が経ることでメリット、デメリットはあるにせよ、日本人という民族は、いつしかいなくなってしまうのでは?とたまに、心配になる
でも、だからこそ、こんな時代だから思うのは、結婚=地獄になりがちだから、魅力がないわけで、結婚=天国にしてしまえば、子供達も、将来結婚したいって思うはず!ではないか?
人がこの世に生を持ち、生きていくなら、どうせなら、天国をあの世でみるのではなく、この世でみて、死ねる生き方をしたいものだ。そして、あわよくば、可愛い子供たちに、より良い未來を遺したいものだ。
結婚=地獄じゃなくて、結婚=天国になるには、少し今までの結婚に対する概念、考え方、価値観を変えていく必要性があるのではないたろうか?時代かかわって、働き方
考え方も変化しているのに、何故か結婚スタイルや概念かからないのも、不思議である。
最もフランスのような、結婚とは別に、パックス制を導入できたら、もっとパートナーと一緒になり、少子化も食い止められるかもしれない。
しかし、一番は、女性の視点で考えてみると、ワンオペ育児の弊害と、母親の根強い理想像がしっかりと残っていることが問題だと思う。これを負の遺産とここでは呼ぶが、この負の遺産によって、母親、妻はマインドコントロールされ、母として、妻として、きちんとやらねば、と思うところから地獄が始まる。
子供からみたら、大好きなお母さんが笑っていることが、子供の自己肯定感をあげるので、子供たちのより良い未来の視点からも、結婚=天国になることが、ハッピーに違いない。
🌠結婚が天国になる構想計画🌠

🔲今の結婚観の実態
・核家族のなかで、男女共に働き、多忙の中、【個】を意識する時間がない。気づいたら、子供を育てる父、母的な役割のなかでの、生活が続き、会話の中心が子供。
そうすると、一人の女性としてではなく、母としての生き方にとどまってしまう。だから、子供の成績が自分の評価にもなるし、他社への関心や、心配で追われる。子供にガミガミ、夫にイライラする。→子供は、怒っているお母さんが嫌い。自己肯定観も低くなる。
・共働きの中で、まだまだ女性が【仕事、家事、育児】を担っている。母親だから、当たり前でしょ。という感覚は、まだまだ世間にはある。自分に余裕がなくなって、イライラしがち→子供は、大変なお母さんに、これ以上迷惑をかけまいとおもい、悩み事も打ち明けることも避ける。
・結婚したら、離婚したくても、世間体や、経済的な問題から、離婚せずに、我慢するしかない。これぞ、まさに、地獄。→子供は、不仲の両親を見ていると、いつしか、結婚に夢を持てなくなる。

簡単に思い付くだけでも、これだけあると、結婚を避ける若者がいるのも納得してしまう。
結婚が、天国になるには、どうしたらいいか、ここからは、それを考えていく。

🔲結婚=天国になる!には?
・女性も、育児、家事をしない。こう書くと語弊があるが、もはや最近家事、育児をしないのに、もっと愛されるようになった、という女性が増えている。これぞ、まさに、天国のような話。そういった女性たちは、育児、家事ともに、外注をしている。いまは、ファミリーサポートという家事をお願いしやすい機関もある。精神的、肉体的に、外注すると疲れないし、その分、仕事に時間をまわせる。そして、疲れないから、いつもニコニコ、ご主人も子供もハッピーということみたいだ。(^ω^)
・女性も、結婚していても、精神的、経済的自立をする。結婚しても、【個】としての自分を見失わないこと。母親でもあるが、一人の女性として、どう人生を生きていきたいか、ライフデザインを明確にする。そうすると、人生がイキイキと輝き出す。また、経済的にも自立をしていれば、離婚をしたいと思ったときに、離婚ができる。自分で、人生を決められる。そんなカッコいい大人の生き方は、結婚してもできる。子供からみたら、そんなお母さんは、憧れるの存在。自分で、人生の舵取りをしている感覚が、人生をハッピーなものにし、さらに、一人の女性として、いきられる。
これが、パートナーがいながらできるのだから、本当に結婚=天国になる。

コインと同じで、裏の反対は表だから、単純にひっくりかえしていく勇気と、エネルギーさえあれば、結婚は、天国になるし、また、地獄にもなる。
心強いパートナーがいて、子供がいて、一人の【個】として、輝き続けられば、これ以上の幸せはないと思う。
今後も、日常生活での気付きや、感動、小さなことまでシェアーしていきたいと思います。✨