生活のたのしみ展ではたらいたこと
生活のたのしみ展でアルバイトとしてはたらきました。
今まで楽器店や百貨店で接客や販売を経験していますが、生活のたのしみ展はなんとも言えない、やさしいさと活気に包まれている場でした。
この不思議でわくわくする場ではたらいて感じたことを、備忘録として残そうと思います。
私は「槇塚登+キッチンボタン 鉄のカプセルトイ灯台」を平日3日間担当させていただきました。
たのしみ展初日、鉄のカプセルトイ灯台の場所に行ってみると、そこには鉄でできた大きな灯台がポツンとありました。
他のお店のようなテントは無く、灯台とのぼりだけがありました。
少し戸惑いましたが担当の乗組員さんが商品について丁寧に教えてくださいました。
・取り扱う商品は簡単に言うと1回1000円のガチャガチャ。
・カプセルトイ灯台の中には槇塚さんがひとつづつつくった鉄のペンダントトップやマグネット、灯台のオブジェなどが入っている。
・一点一点形や色味が微妙に違い、カプセルの中身は完全にランダム。
・カプセルトイ灯台本体も今回のたのしみ展のために作られたもの。
・灯台にはライトが付いていて、実際に光る。(光っているのがわかりやすいようにテントを設置していない)
この説明を聞き、体験と商品を一緒に買っていただくお店なんだ!と何となく(ほぼ無意識に)思いました。
お客さまは、ここにしかないカプセルトイを回して、二つと同じ物の無いアクセサリーやオブジェを手に入れる。
わくわくドキドキ感を取扱うお店なんだ〜!とうれしくなりました。
お客さまがカプセルトイ灯台を回してカプセルを手に入れるまで2〜3分はかかっていたと思います。
ですので、並んでいるお客さまの待ち時間は結構長くなります。
普通のイベントやセールだと、スマホ見ながらとか一緒に来ている人と話しながら待つことが多いと思うのですが、
カプセルトイ灯台では、先に回している人と同じ気持ちで楽しんでいる方がほとんどでした。
初対面の方々が、「回す様子を見ててもいいですか?」「何が出ました?」「私は鍋でした〜」とか言いながら大盛り上がりしているんです。
一緒によろこんだり、たのしんだり、ドキドキしたりするのが上手なお客さまがとても多かったのが印象に残っています。
一緒にはたらいたIさんと、たくさんのお客さまと、たのしみ盛り上がりました。
最終日は槇塚さんとみなくちさんもいらっしゃって、みんなでわいわいがやがや。
たぶん、はたらいている人や関わっている人も、よろこびやたのしみを分かち合える人が多かったんだと思います。
たのしみ展が終わって約10日。改めて思い返しても不思議でたのしくてあったかい体験をさせてもらったなぁと思います。
ありがとうございました。
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