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本当は子供の頃からずっと『見る側・聞く側』ではなく『創る側』になりたかった

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※この記事は2022年に執筆したものを再編集したものです。

ずっと見る側・聞く側だった

私は今までずっと、見る側や聞く側、つまり『消費者側』だった。というか今現在もそうだ。

販売されている本を読み、流れるラジオを聴く。テレビやパソコンで映像を観て、情報を得る。そうやって、常に受けとる側だ。

私はライターを名乗っているけれど、それでも未だに自分が消費者側だという気持ちは変わらない。

本当はずっと『創る側』になりたかった

本当はずっと、創る側になりたかった。でも、長い間誰にも言えなかった。本当は作るだけど、あえて創ると書く。

創る側。つまり『消費者側』とは正反対の場所にいる人たち。創る側は多岐にわたる。例えば女優や俳優、歌手、声優などの芸能関係。

漫画家、小説家などのクリエイター。ラジオのパーソナリティーも創る側だろう。

創る側は簡単にはなれないという刷り込み

先ほど、私は『創る側』になりたかったが、そのことを長い間誰にも言えなかったと書いた。

なぜかといえば、私の中で創る側には、そう簡単にはなれないという刷り込みがあったから。

私が子供の頃からよく親や周りに言われてたのは『芸能関係をはじめ、小説家や漫画家などの創る側で生活できる、いわゆる成功できるのはほんの一握りだから、あなたには無理』だった。

もう一つは、『そういう人たちは特殊なんだよ』だ。

このような言葉は過去に結構言われた人もいるだろう。私もそのうちの一人だった。この言葉は、私自身が(そういうのは無理なんだ、できないんだ)と考え、諦めてしまうには十分だった。

呪いが解けたのは大人になってから


刷り込みというのは恐ろしいもので、私は大人になるまで『自分は創る側にはなれない』と思いながら生きてきた。

この刷り込み、いわゆる呪いが解けたのは自分がフリーランスになってからだった。特に、SNSやYouTubeのおかげだ。

私がSNSやYouTubeで他のライターさんを見ていたら、世間にはイラスト、漫画、小説やエッセイで生計を立てる人がたくさんいることを知ったのだ。

その時の衝撃といったら。私の中で、小説家や漫画家などの創る側はなかなかなれない、生活できないと思っていたのに。まさかこんなにいるなんて。

さらには、芸能人とは違うが、YouTuberのことを知ったのも同時期だった。YouTubeの動画を更新することで稼げる?動画で生活できる?どういうこと?!

本当に目から鱗だった。今なら『創る側』になれる方法がいくつもあることを、この時知った。

なにより、1つのことだけではなく、複数の『創る側』になれることもわかった。(例えば動画や音声配信&小説など)

だったら自分もできるかもしれない

創る側になれる方法がたくさんある。そのことを知った時にはまさに心に光が灯ったようだった。だったら、私もどうにかしたらできるかもしれない。やっとそう思えるようになったから。

でも、創る側になりたいとは今度も周りに言わなかった。もしも言ったら、返ってくる言葉は想像がついた。
きっと年齢のことや、「あなたには無理」と言われるだろう。だから言うのはやめた。

自分が『創る側』になるための方法を探し始めた

私は心に灯った光を消さないために、自分が作る側になるための方法を探し始めた。

ちなみに、私は何を創りたいのか。これは既に決まっている。絵を描ければよかったのだけど、私は絵が壊滅的に苦手だ。レベルでいえば幼稚園児くらい。

だからとにかく文章を書くことにした。ライター業はもちろん、小説やエッセイなど。

今、SNSに作品をアップし、そこから人気になるという方法が増えてきた。SNSにアップするには絵が有利だ。パッと見てわかるから。

小説などの文章は、SNSアップの他に、違う方法も探す必要があった。

文章の他にもラジオ配信や動画投稿もやっていく

『文章を創る側』になりたくて、いろいろな方法を探しているうちに、動画投稿(ゲーム実況)や音声配信(ラジオ配信)など、やりたいことが増えた。

昔は大嫌いだった自分のとにかく低い声。どのくらい低いかというと、女性の曲が歌えないほど。
女性が歌う曲のぴったり1オクターブ下のキーが簡単に出せるのだ。

でも、推しの人が「女性の低い声いいじゃない。かっこいいよ」と言ってくれたおかげで、少しずつ自分の声が好きになってきた。

動画投稿や音声配信も、最初は機材を買わないと!と意気込んでいた。しかし、逆に機材を買うまではできないと思い込み、ずっと『できない理由』になってしまっていた。

だったら、今はスマホでラジオ配信ができるから、今の時点で家にあるヘッドセットを使って収録してアップしてみよう。そう思い立った私は4月8日に初のラジオ配信を行った。

さすがに動画配信しているような、しっかりしたマイクなどの機材がある人とは音が全然違うだろうが、最初はヘッドセットのマイクでもいいんだ。そう思えた。

なぜなら、ヘッドセットのマイクで録音した声でも、いいねをくれた人が何人かいたからだ。これでもいいんだ、とホッとした。

その後、ネットでコンデンサーマイクを購入し、現在はコンデンサーマイクを使用し音声収録をしている。ラジオ配信も4回目になった。

現在はstand fmというプラットフォームで配信しているが、これからは他のプラットフォームでも配信していきたいし、いずれは音声配信やゲーム実況をYouTubeでもやっていきたい。

文章や動画、音声配信を創る側になるために

これからライター業や小説やエッセイなどの文章、動画投稿や音声配信を創る側になるために、まずは行動していく。

今回、実際に初めて音声配信ができたことは大きな一歩になった。誰でも最初は初めてだ。何よりも、4回目まで続けられているのが嬉しい。

例えば小説を書くためには設定などをしっかり考えるのは大事だけれど、今はそこで止まってしまっている状態だ。

一番大事なのは、実際に行動すること。例えば小説なら新人賞に応募すること。そのことを常に頭においてこれからも動いていく。

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