JAMカラー診断アンケート 結果まとめ

先日話題になったパーソナルカラー診断について、診断結果と推しに関連があるのか、Twitterにてアンケートを実施したところ、約4日間で2,000を超えるご回答をいただきました。

ご協力くださったみなさま、本当にありがとうございます!
いただいた回答の集計ができましたので、こちらにてご報告させていただきます。
(※あくまでも今回のアンケートにおける傾向についての考察です。内容上、性格・人柄への言及を含みますが、「○○推し=こういう人!」と断定する意図はございません。あしからずご了承ください。)

0.診断結果リンクまとめ

ウォーム・フレーム(warm flame)
ネイビー・ピオニー(navy peony)
ダウニー(doeny)
ダンダライアン(dandelion)
スイート・ピンク(sweet pink)
バニラ・アイス(vanilla ice)
ローズバード(rose bud)
カクタス(cactus)
セルリアン(serulian)
キルトス(quartz)
アリスブルー(alice blue)
オーシャンベイ(ocean bay)
スプラウト(sprout)
オアシス(oasis)
オーシャン・ディープス(ocean depth)
ペリグラス ブルー(periglacial blue)

1. メンバーごとの比較について

 1.1 カラー比率の比較

まずはメンバーごとの%比較結果がこちらです。

横棒グラフ

違いがあるような、ないような......?(パーセンテージは「6.全データ」に記載します)
人口内比率がカラーごとに異なるためオアシス・スプラウトが占める割合が全メンバーで高く、違いがやや見えづらいものの、佐藤くん推しの「スイート・ピンク」(赤枠)が比較的多いのがわかりやすい特徴となっています。

 1.2 TOP5ランキング

棒グラフだけではわかりづらかったので、上位カラーを並べて比べました。
全体や他メンバーと比べて特徴的だった箇所を赤字にしています。

画像3

(文字がぼやけているのは技術力不足です、すみません。)
さっきより見やすくなったのではないでしょうか。この表から読み取れる傾向を以下に挙げてみます。③については、ファンのカラー構成が似ているところは本人たちの組合せでもよく見る(仲がいい?)イメージが個人的に強く、興味深かったです。

 ①他と異なる色がランクイン
 ・川尻くん推し×セルリアン
・金城くん推し×ダンデライアン
 ②特定の色が他より明らかに高い
・佐藤くん推し×スイート・ピンク
・與那城くん推し×ペリグラス ブルー
 ③上位の構成が似ている組合せ
・大平くん推し&木全くん推し
→特徴としてペリグラスブルーが共通、上位は全く同じ
・白岩くん推し&鶴房くん推し
オーシャン・ディープスが上位に来るのはこの2人だけ、他もほぼ同じ   
・川西くん推し&佐藤くん推し
→特徴としてバニラ・アイスが共通、上位の要素が似ている

2.メンバー間の傾向の違いについて

 2.1 経緯・手法

★少しややこしいので面倒でしたら飛ばしてください
上記1.を見て明らかなように、単純な%比較では全体の傾向に従って人口内比率高めカラーがどうしても強く出てしまいます。今回は「メンバーごとに何が多いか」だけでなく「カラーによって推しに特徴が出るのか(誰推しになりやすいか)」を調べたいため、この偏りによる影響を除外し、「他の10人と比較した時に明らかに多い/少ない傾向にあるカラーはどれなのか」を統計学的に解析しました。(※カイ二乗検定、残差分析を実施)

 2.2 結果

他のメンバーのカラー比率と比べて多い/少ない傾向が見られたものを表にしました。
赤色の濃いマスほど偏りが強く、そのカラー型の人に”刺さりやすい"と考えられます(逆に青いマスはそのメンバー推しの傾向が弱い)。例えば川尻くん推しには他推しよりカクタスが明らかに多く、カクタス型の人は川尻くん推しになりやすい傾向が推察されます。
※繰り返すようですが、あくまでもデータ上の傾向です。

TOP5 MBTI付

大平くん・豆原くん推しには明らかな偏りがなく、カラー型によらず幅広いタイプの方が推しているという結果になりました。また、木全くん推しが少ない傾向のカラーと白岩くん推しが多い傾向のカラーが一致しているのも個人的に興味深いです。刺さる方面が逆の2人、”背中合わせシンメ”のポテンシャルを感じる...。

3. まとめ・考察

1.および2.の結果を踏まえ、メンバーごとの推し傾向を推察して以下にまとめました。同じメンバー推しの中での%の大小より、メンバーごとの特徴の部分をやや重視しています。

①大平祥生くん推し
カラー型による特徴的な偏りはほぼなく、同推しでの比率はペリグラスブルーがやや多い。やや内向的かつ現実志向のこつこつ型が多め?
②川尻蓮くん推し
特徴としてカクタス、ネイビーピオニーが他メンバーよりも強め。社交性があって思考力の高い人が他よりも多い傾向。ご本人に似ている気がする。
③川西拓実くん推し
バニラアイス比率が高く、特徴としてローズバードが他メンバーよりも強め。どちらかというと外向的で、柔軟な人が比較的多い傾向。
④木全翔也くん推し
カラー型による偏りは大きくないが、ネイビーピオニーの少なさが特徴。
同じ推しの中ではペリグラスブルーが多めで、構成比は大平くん推しと似ている。
⑤金城碧海くん推し
他と比べて明らかにダンダライアンが多い=自由・活発・感情豊かな人が多い傾向。どう分析してもこの色が多くてすごい。
⑥河野純喜くん推し
カラー型による偏りは大きくないが、スプラウトセルリアンが特徴的に少なく、どちらかというと計画的できっちりした人が多い傾向。
⑦佐藤景瑚くん推し
圧倒的スイートピンク。いちばん傾向がわかりやすかったです。社交的・肯定的・流行に敏感、だそうです。ご本人に似ている気がする(その2)。
⑧白岩瑠姫くん推し
オーシャンディープスが多く、ネイビーピオニーの強さも特徴的。感情より頭で考える独断独行タイプが多めの傾向。上記2タイプとも「人に関心がないです!」って書いてあるので個人戦向きの人が多そう。
⑨鶴房汐恩くん推し
オーシャンディープスが特徴的に多い一方で、ダウニーも他より多い傾向。この2つが完全に真逆のタイプなので「こういう人」ってまとめられません...... ちょっと極端なのかもしれない......
⑩豆原一成くん推し
まったくクセが無く、JAM全体とほぼ近似のきれいな分布で、性格による刺さりやすさ/刺さりにくさがデータ上ほとんど見られませんでした。まんべんなくいる。万人に愛されるってこういうことなのかもしれない。
⑪與那城奨くん推し
他よりもペリグラスブルーが多いのが特徴。責任感が強い、長男長女タイプがやや多い傾向と見られる。

以上です。長々書きましたが、
推しメンバーとファンのパーソナルカラーの間に相関の傾向は明確にあり、その偏り方はメンバーによる。
という結論で締めたいと思います。

4.いただいたコメントについて

温かいコメント、おもしろいコメントいろいろいただいたので(ありがとうございます)、この場を借りていくつか紹介・お返事させていただきます。

★2推しが瑠姫くんです。反論承知の上で、瑠姫くんと性格似てるのではと思うことが多々あります。自分にはないものをもつ豆ちゃんが大好きですが、自分と似ているかもしれない瑠姫くんも応援したくなります。
⇒似ているから応援したい、違うところが好き。今回の傾向としては前者寄りの結論に落ち着きましたが、どちらもとてもわかりますし、素敵な推し方だなと思います。それから、豆ちゃん推しの回答に偏りがないのは、もしかしたらこういうところに理由があるのかもしれないなぁなどと考えています。

★箱推しの場合どうすれば……
⇒類似のコメント多数いただきました。分析スキル的に1人が限界だったため択一式にしてしまい...... 悩ませてしまって申し訳ないです。

★性格カラー診断以前にmbti診断をしていたのですが、それもISFJでした。
★別でMBTI診断した時はINFPでした
⇒診断によっても結果はばらつくので、これがすべててはないという点はくれぐれも留意しておきたいなと思います。

★興味あって参加します。それぞれ全人口に対するパーセンテージか違うので、どうなるのか楽しみですね。全人口の2%、女性だと0.8%なのでキルトスが上位にくることはまずないとは思いますが。
⇒キルトスっぽいコメント!笑 まさにそこが難しいんですよね。全人口中の正確な値はわからなかったので、全回答および推しメンバー間での相対評価としてみました

★花粉やコロナで大変ですが、負けずに頑張りましょう!毎日お疲れ様です!瑠姫より
⇒るきくんありがとう!いつも応援してます!大好きだよ!!(茶番)

「結果が楽しみ」というコメントもとてもたくさんいただいて、分析と記事作成の励みになりました。自由回答なのに優しすぎる。ありがとうございます!こんな感じに着地しましたが、楽しんでいただけていたら何よりです。

 4.2 3/3追記 コメント続き

★キルトスっぽいコメントをした者です。アンケート集計ありがとうございました。
客観的に自分の書いた文章を読み直しましたが、キルトス≒INTJである前提が抜けていました。(キルトスの診断後のURLのラストが「INTJ」になっています。)
決してキルトスが人口の2%であるということではありません。
私自身がINTJであり、色診断もキルトスであった為、そのような文章になってしまいました。誤解を招く文章なので、訂正させて下さい。
⇒段落全文そのまま掲載させていただきます。
確かに、今回のカラー診断とMBTIで結果が変わった方もいらっしゃるので全く同じではないですよね。ご丁寧にありがとうございます!

★アリスブルー多くのカラーに関わらない方がいいって書かれてて寂しいです🥲
⇒3色くらいでこの系統のコメントがあったのですが、あれこそ偏りがすごいですよね...。まぁ所詮心理テストなので...
ちなみに私は苦手なタイプのないカラーなので、よければ仲良くしてください!(?)

★JAMのTOP3はスプラウト(ISFP)オアシス(ISFJ)オーシャンベイ(INFP)でしたが、そもそもMBTIや性格診断が好きなタイプの人達が今回のアンケートでも上位に集まりがちなのかなと思いました!(類似の記事を読んだことがあります)
⇒私もそう思います!診断を受けて、さらにこういったアンケートにまで答えてくださっている時点で一定のバイアスはかかっているはずですよね。そういう事情もあるので、この結果もあくまでひとつのアンケート結果として(絶対ではないものとして)捉えるべきと考えています。

★一番多い所を抜粋せずに特徴のある箇所ではpercentageが少なく、そこに注目して考察するのは無理があるのではないでしょうか?
⇒もっともなご指摘だと思います。そもそも比率の少ないところほど特徴として強く出やすいという認識もあります。
その上で、今回私がやりたかったのは「〇〇推しにどういう人が(絶対的に)多いかの調査」ではなく「“相対的な特性=他推しよりこういう人が多い気がする、という感覚”の定量化」だったため、あえて差異に目を向けております。
なるべく私の作為が入り込まないように検定という形はとったとはいえ、無理の見える部分もあるかと思いますが、一個人の興味の範疇のものとしてご認識いただけたらありがたいです。

5. 最後に

さて、ここまでお読みいだたき、ありがとうございました。想定よりだいぶ長くなってしまいまして、読みづらくてごめんなさい。
個人的な感想としては、Twitter等でお見かけする雰囲気や、あるいはご本人のイメージも相まって、わりと納得感のある結果になったように感じているのですが、いかがでしょうか。
最後になりますが、今回のアンケートにご協力くださった方々に、改めて心より御礼申し上げます。統計的な検証は十分な回答数がなければ行えなかったことなので、実施者として嬉しいかぎりです。本当にありがとうございました!

6. 全データ

全データ



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