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No と言える人になる4 境界線を正しく機能させる

自分の快、不快の感覚や相手とのやりとり後に感じるモヤモヤした気持ちに注目する
やりきれないネガティブな気持ちを感じたならそれ
をきちんと自分で認め受け入れる
例えば
自分にも落ち度がある
あの人にはお世話になっている
自分の気のせいかもしれない
など…
感じた気持ちを自分で否定してはいけな

この自分でネガティブな気持ちを認め受け入れることができる人はどれくらいいるんだろうと思います。
日本では毎日元気とか、ポジティブとかがすごくいいように報道されたり言われたりしているので
ネガティブな感情は持ったらいけない感情だと思ってました。
負の感情を持つ自分が悪だと思っていたのでその感情に意味があったからちゃんと見てほしいというネガティブ感情からのアピールでしんどさを感じていたのかなと思います。

ケース1
居酒屋でつい盛り上がりすぎて声が大きくなってしまった時に隣の強面の男性が語気を荒げて注意してきた。

不快な言い方をされた時自分の側に非があったり自分が相手に対して弱い立場にあったりすると人はついつい言われても仕方がないと相手の不快な言動をそのまま受け入れてしまいがち
このケースだと大きな声で迷惑をかけたのはこちら側の責任
男性にはこちら側に不快であることを伝え注意する権利がある
だがわざわざ乱暴な言い方をしたのは男性側の責任であり、こちら側には男性に不快であることを伝え注意する権利がある

大きな声を出し迷惑をかけたことを反省することはもちろん大事だけどだからといって乱暴な言い方をされ不快に思う気持ちまで自分で飲み込み、なかったことにする必要はない

こういうことっていろんな場面であることだなと思います。
どうしても人と生活していると嫌な気持ちになることもあります。
しかし、相手が気づいてない場合の方が多ので伝えて分かってもらうという姿勢がいいと思います。
相手が完全に悪意があってわざとしているなら怒ったいい方になってしまうかもしれませんが
ほとんどの場合言ってくれたら直す、伝えたらわかってもらえるという場面が多いと思うので、優しく私の領域に入ってきてます。と伝える方がお互い気持ちいいですよね。
嫌な気持ちを押し込んで我慢すると大切な時間がしんどい時間になってしまうので、自分も楽しい時間を過ごせるように自分が感じる気持ちも大切にするべきだと思います。

あなたが何らかのネガティブな感情抱いたという事実はあなたの領域の中では絶対的に正しいことであり他の誰にも侵されない事実だ

自然に湧き上がってきた感情の方を採用し、なぜそう感じたのかを考えてみる
すると相手の言動によって自分の境界線が侵害されていたことに気づく

今まで気づかなかった、あるいは気づかないふりをしていた境界線の侵害に敏感になるにつれ
自分が何をされたくないのか
自分にとっていらないものは何か
自分が本当は何を心地いいと感じ、何を求めているのか
が分かり始めてあなたにとって自他の境界線守るべき自分の領域が明確になっていく

守るべき自分の領域が明確になれば自分が他人の領域に立ち入ったり他人の責任まで背負ったりすることも防げるようになる

自分の領域がはっきりすることで自分の心地いい空間自分の心地いい人などが分かるようになってくる。

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