逆行中なんだから、流れに逆らわず、赴くままに。

東京に住んでかれこれ10年ほどになるけど、未だに山手線の上りと下りにピンとこない。

ましてや、久々に電車に乗ったもんだから、目的地と反対のに乗ってしまった。

気づいた時には、引き返せるし、下りて反対の電車に乗れば目的地に早く着くけれど、

久々に電車に乗ったし、今日は時間に追われてるわけでもないし、このまま座って目的地までゆっくりと行きたい気分が勝った。

目的地は池袋。池袋は庭のようになにがどこにあるか手にとるようにわかる唯一の場所。

本が好きなもので、探してる本も見たことない本も、色んなジャンルの本に出会える大きい本屋さんがある。今日はそこへ向かうのだ。

水星が逆行真っ最中。思わぬ進路変更が起こりやすい時期なことがよぎる。

頭ではこの電車に乗るのに間違えないと思っていても、そうはいかないのが、水星逆行。

水星逆行してるから、乗ってる電車を間違えても平穏としていられるのかもしれない。冷静に今日は思わぬ進路変更はウェルカムだ!と、どんと構えていられる。

それだけで、今日こんなことがあって初っ端から出鼻くじかれたーー。なにやってんだか私は。

と、嘆く気持ちも湧かないことは、ある種、私の心は守られた。

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