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【記録】37歳からの不妊治療

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37歳から40歳までの不妊治療のアレコレ話を書いています。 (※保険適用以前の話になるので現在の状況とは異なる部分があります)
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2024年3月の記事一覧

不妊治療ヒストリー63 ~天国から地獄へ~

【※不妊治療が保険適用になる前の話です。現在の状況と異なる部分があります】 ドキドキの凍結結果採卵日から10日後、凍結結果を聞きに病院へ。 採精結果も悪くなかったし、卵も4個採れた。 きっといい結果であると信じて疑わず、もしかしたら次の周期に移植したら妊娠できるかも?ついに私もママになるのね!などと浮かれた気分でいた。 しかし世の中甘くはない。 卵は全滅だった。 4個中3個は初期の段階で成長が止まったが、残りの1個は桑実胚まで育ったらしい。胚盤胞まであと一歩だったが

不妊治療ヒストリー62~n回目の採卵~

【※不妊治療が保険適用になる前の話です。現在の状況と異なる部分があります】 採卵日当日の朝7時半までに来てくれとのことなので、いつもより早起きだ。 腹ペコなのに朝ごはんはおろか水分すらとることができないのが辛い。 お茶を飲みたくなるのをぐっとこらえ、「採卵のためだ…」と呪文のようにぶつぶつ唱えながら家事をする。 バタバタと家事をしている横で一仕事(採精)を終えて夫が優雅にコーヒーをすすってるのが視界に入る。 いいな、美味しいもの飲めて…と羨ましい反面、募るイライラ。

不妊治療ヒストリー61 ~3軒目の正直~

【※不妊治療が保険適用になる前の話です。現在の状況と異なる部分があります】 ひととおり検査を終え異常がないことを確認できた。 まずはホルモン剤を飲み、生理が来たら採卵周期に入るながれになった。 地獄のホルモン剤処方されたのはプラノバールという錠剤。 2軒目の病院でも同じものを処方されたが、とにかく吐き気がひどい。就寝前に服用すれば吐き気は幾分か楽になると説明を受けたが、私の場合寝られないくらい吐き気がすごい。横になっても起きていても吐き気は収まらず、ほぼ一晩トイレとお友達