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【記録】37歳からの不妊治療

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37歳から40歳までの不妊治療のアレコレ話を書いています。 (※保険適用以前の話になるので現在の状況とは異なる部分があります)
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2019年11月の記事一覧

人工授精二回目をリセットして

夫と話し合う。 今後どうするのか、どうしたいのか。 お互いの意見として 【夫】 人工授精を5〜6回するつもりでいる。 体外受精については基本的に反対なので 現時点では考えていない。 【私】 人工授精を5〜6回しても妊娠しなかったら 体外受精を1回だけしてみる。 それでもダメなら諦める。 意見が一致しているのは、人工授精の回数のみ。 体外受精をしたいとは言ったものの 費用面での懸念がある。 貯金から出すことになるけれど、負

不妊治療ヒストリー⑧ 人工授精3回目part3

人工授精3回目。 今回人工授精当日が夫の休みの日に丁度重なったため 一緒に病院へ向かう。 まさかの受付を忘れられるというハプニングもあったが 無事夫は一足先に採取へ向かう。 イキがいいのを頼むぜ…夫よ。 処理が終わるまで1時間ほどかかるとのことだったので 待合室のソファーで寝た(笑) 当日は早起きだったためそれはそれは熟睡しました… よく寝た頃に呼ばれたので、内診室へ。 もうあの恰好をするのも慣れたわ✨ と言いたいところだけど、やっぱり慣れない! 変に力が入るから終わ

AMH

先日検査したAMHの結果が出た。 0.33ng/m 年齢でいうと45歳くらいだそうだ。 帰り道で泣いた。 卵子の残りより質が大事だというけど、質がいいならとっくに妊娠できてる。 治療を始める前に全て検査してもらいたかった。 37歳で治療に1年近く費やして、時間の無駄だったよ。それなら最初から体外受精に進めば良かった。ひと月も無駄にできないのに。 甲状腺の検査もしていない。 そもそも結婚が遅かった。 けど、クビをチラつかせられたら仕事を覚えるしかなかった。結婚な

鍼灸にかかった時の話③

鍼灸師の態度が変わった、とは。 二回目の施術が初回に比べて明らかに時間が短かった…ちょちょっとやって終わりな感じ。 その時は「こんなもんかな?」と思っていたが 気のせいではなかったことを三回目の時に知るのだった。 三回目施術当日。 あいにくの空模様だった。 夫から「天気が悪いし今日はキャンセルしたら?」と言われたのを頑なに拒み、家を出る。 妊活に天気なんて関係ないのだ。 鍼灸院に着き、「例の5項目をちゃんとやってますか」チェックが入る。 「少しずつは出来ているんです

鍼灸にかかった時の話②

これだけはしてくださいね、と 鍼灸師から指示があった。 その内容はというと 1. 毎日スクワットを20回する 2. 水2Lを毎日飲む 3. 週に2回は魚料理を食べる 4. 食後に温かいお茶を飲む 5. 湯船に10分以上つかる 他にもあったが、メインはこの5つだった。 次回施術までに習慣化してほしいとのこと。 が、ナマケモノ of ナマケモノの私。 どれも達成せず、次回施術の日を迎えた。 習慣化してますか?と案の定聞かれたので 正直に「いいえ」と答える。 その日を境

鍼灸にかかった時の話①

未だに思い出すとモヤモヤする話があるので 吐き出そうと思う。 今年の7月ごろ、とある鍼灸院の門をたたいた。 ネットで「鍼灸をしたら妊娠した」との情報をゲットしたからだ。 よさそうな鍼灸院を見つけ、予約をした。 電話ではとても感じが良く、ネットの口コミでも 高評価だったので「私も妊娠できる!」と心躍らせた。 当日予約時間に向かうと、先客がいた。 声をかけると鍼灸師が処置室から出てきて 待っている間に問診票に記入をしておいてほしいとのこと。 問診票は何枚かに渡っていたの

不妊治療を始めて思うこと

「不妊」「妊娠」「子宝」など この言葉が絡むと、なぜ値段が跳ね上がるのだろう? 訪れたお店で、漢方薬が置いてあるのを目にした。 冷え性、滋養強壮などに効くという薬のかたわらに 「効能:不妊」の文字が躍っている漢方薬があった。 お値段、冷え性の漢方薬の倍以上。 病院から処方される訳ではないので高くなるのは分かるが それにしても高い。 そういえば鍼灸に一時通っていたが、そこでも 不妊が絡むと他のメニューと比べて値段が上がるのだ。 「もしかしたらこれをすれば妊娠するかも…

薬の意味

生理開始3日目までに受診してくださいと言われていたが 3日間生理痛で動けず、しれっと4日目に受診した私。 ま、何も言われなかったからいいや。 今回もクロミッドを1日1錠5日分処方された。 いつもはスルーしてそのまま受け取って帰っていたけど 今日の先生は優しそうなので聞いてみた。 私「これって飲んだほうがいいんですか?   飲んでも妊娠しないなら飲まなくてもいいような   気がするんですが…」 先生「飲んだほうが排卵時期をコントロールできますよ。   不意の排卵が

不妊治療ヒストリー⑦ 人工授精2回目part2

第2回目の人工授精。 リセットされた。 赤い悪魔を見て、ぼろぼろ泣いた。 今回こそは…と期待したのに。 なんで。 やっぱり私が母親になりたいなんて 思ってはいけないんだろうか。 昔から皆んなが普通にできることができなかった、そんな「欠陥品」の私が人並みの願望を持つことは浅ましいことなのかもしれない。 先が見えない。 苦しい。 もう、消えてしまいたい。

不妊治療ヒストリー⑥ 人工授精2回目part1

迎えた人工授精第二回目。 今回はいつまでたっても排卵をしないため、排卵誘発の 注射をされた。めちゃくちゃ痛かった。 (ちなみに病院からは何の注射かの説明はなかった…) あとの流れは前回と一緒。 今回は、いきなりまっ平になる内診台にも驚かないぞ! 無事処置を終え、処方された薬の副作用と闘いながら 生理予定日を迎えるだけとなった。 そして生理予定日前日。 トイレに行くと、おりものの色が濃くなってきていることに気づく。 「いつもと同じ気配…いや、でも生理が来ると思っていたら

不妊治療ヒストリー⑤  人工授精1回目part3

「第一回目が一番妊娠率が高かったし、期待できる!」 病院からもらった資料によると、人工授精の成功率は 第一回目が一番高い。 二回目以降になると徐々に下がっていく。 わくわくしながら生理予定日を待つ。 結果…リセットとなる。 あまりにショックで泣いた。 夫にも「ダメだった。ごめん」と泣きながら謝った。 「まだ1回目だし、次回がんばろう」と夫は言ってくれたけれど どうしても受け入れられなかった。 仕事を辞めて、極力ストレスをためないようにした。 薬を頑張って飲んだ。

不妊治療ヒストリー④ 人工授精1回目part2

処置を受ける部屋はいつもと同じ内診室。 別室があると思っていたので、正直拍子抜けした。 エコーの後、いざ処置! めっっっちゃ痛い!器具を入れているようだが、めちゃ痛い! はよ終われ!と心の中で祈ったよ… 「はーい、注入終わりました。15分くらい安静にしてくださいね」 と告げられ、器具も取り外されて開放感にひたろうとしたら !!!!???? 内診台の頭から背もたれの部分がいきなり後ろに傾いた。 今までが角度90度だとしたら、感覚的にはもう90度倒された感じ。 そう、

不妊治療ヒストリー③ 人工授精1回目part1

人工授精第一回目。 事前に夫婦の血液検査も受け 指示された薬を飲み、点鼻薬も投与。 準備万端! あとは、AIH当日に夫から生命エネルギーの 入った容器を受け取り病院へGO!のみ。 夫が採取に向かう後姿を見送りながら イキがいいのを頼むぜ…と思った私。 容器を受け取り、いざ病院へ! 容器は冷やさないようにと言われたので ない谷間に無理やりねじこむ。 まだ暑い時期だったので、薄手の洋服の一部が 容器で盛り上がって目立つ… 仕方ないのでカバンで隠すことに。 変な恰好だけ

不妊治療ヒストリー② タイミング法3連発

医師から提案されたタイミング法で試みる。 第一回目。 あっけなく撃沈。 第二回目。 期待むなしく撃沈。 第三回目。 「今度こそは!」と三度目の正直で期待するも むなしく撃沈。 検査結果も異状なく、数値も良好。 なぜ妊娠できないのか。 37歳という年齢のせいなのか。 それとも検査だけでは分からない原因が潜んでいるのか。 「もう次のステップへ進むか…」と夫婦で話していたところ 医師から「人工授精に進みますか?」との提案が。 人工授精は保険適応外なので値段にびっくらこい