SV演奏メモ


1~9小節目

【クラリネット1、トランペット】
メロディー担当は、雰囲気にのまれてテンポが遅くならないように注意。
伴奏もロングトーンばかりですので、メロディーがテンポを作って曲を前に進めてください。

【クラリネット1、トランペット以外で音符のある人】
二分音符以上の長い音符は、メロディーを意識して演奏するようにしてください。長い音符の上では誰かがメロディーをやっている。
たまに四分音符のある人は、前の音を伸ばしすぎて入りが遅れないように。メロディーと一緒に動く意識で。

10~12小節目

【オーボエ】
軽やかにレッジェーロでお願いします!!ここ可愛いよね

【弦五部、ピアノ】
記譜上はめちゃくちゃ短い音ですが、余韻は残したい。ピアノは、一瞬ハンマーでピアノ線を叩くだけで、響きを殺さないイメージ。

13~17小節目

【メロディー:フルート1、ヴァイオリン1・2】
16小節目3・4拍は上昇形ですが、17小節目のppに向けてフレーズを収めていく。少なくともクレッシェンドにはしない。

【対旋律:オーボエ、クラリネット2】
メロディーとの絡みを楽しむ。原曲でいうところのチェレスタ(らしき音)(グロッケン?)

【伴奏:ファゴット、ピアノ、チェロ、コントラバス】
ピアノ・チェロのアルペジオと、ファゴット・コントラバスの拍頭を合わせて、伴奏として一体となるように。

18~21小節目(アウフタクト前)

【メロディー:フルート1・2】
【伴奏:ホルン、ヴァイオリンⅠ、ヴィオラ】
17小節目のppを受けて、ひそやかに。音量というよりかは音色を柔らかく。雰囲気を引き継ぐ感じ。(口で言うのは簡単だな…すみません)
物理的に楽器の数が減っているので、そこまで意識しなくとも前後との対比はできるかと

20小節目の3拍目~のベースラインの動きをきっかけに、次の主題へ向かって前に進むのと同時に、クレッシェンド。
ヴァイオリンⅠの動きは、原曲でいうところのチェレスタ(略)

22~25小節目

盛り上がるところだが、まだmfなので楽な音量で響く音で演奏してください。次のsub.pを際立たせるために、25小節目の最後まで減衰しない。
24小節目のトランペット、「音楽の祝福」って感じがしませんか???

26小節目

ガラッと雰囲気を変えて。4拍目の音はしっかり存在感を出し、次の小節につなげる。原曲でも結構しっかりアクセントついてた

27~29小節目

クレッシェンドが現れるまではmf

30・31小節目

ここでようやくtutti。全員の音がある
最大音量はfだが、音量以上に「全員で演奏する」という意味を持つf
パーカッションの後押しが心強い

32・33小節目

ホルン~~~!!!!!(自分でいうのもなんだがここ死ぬほど好き)
オケ版にアレンジするとき、ここは絶対ホルンだ、って迷うことなく割り振った
受け継ぎの人たち(Fl1、Cl1、Fg、Tp、Tb、E.B.)は、入りは力強く、しかしエンディングに向かって収まっていくので、少しずつ密度を低くしていく感じ…?そしてピアノにバトンタッチ

34小節目~

冒頭部分の再現、チューバの音に抱かれて終演。

参考

楽譜中に記載した音楽用語
「dolce」優しく、柔和に
「leggiero」軽く、軽快に
「cantabile」歌うように
「sotto voce」ささやくように
「grazioso」優美に
「sub.p」sub.=subito 直ちに→直ちに”p(ピアノ)”
「grandioso」壮大に、雄大に
「espressivo」表情豊かに








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