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理想、哲学、ボランティアー変化のための三つの道ー

こんにちは!EPAのKanaeです(^^)3回の今日は、理想、哲学、ボランティア―変化ための三つの道―ジラッド・ソマー著、長谷川淳子訳の記事http://www.acropolis.jp/articles/23についてとりあげようと思います。この記事には世界を良い方向に変えるためには何が必要なのかが明確に書かれています。併せて、kanaeの見解も書きたいと思っています!!

理想家(空想家、夢想家ではない)・・・引用元での定義:より良き世界を想像できる

哲学者者・・・引用元での定義:知識を有する者、主観性と先入観から自由であるものこそが自らの理想を実現することの正しい意味を持つ

ボランティア・・・引用元での定義:自由に効率よく、最高の意志に裏打ちされた行動をする。


引用元:理想、哲学、ボランティアー変化のための三つの道ー

理想、哲学、ボランティアー変化のための三つの道ー世界を変えたいと望む人は大勢います。が、どうすればいいのでしょうか?まず最初に、私たちがただ世界を変えようとしているのではないのは明らかです。私たちが何かするのに関係なく、世界はどのみち変化するのです。ただ一つ変わらない事実とは「世界は変わるものである」ということを、古代の哲学者たちは賢明に書き残しています。私たちが求めている変化は、確実な、いい方向への変化です。川の流れがかわるような、輝かしい未来へと続いていく変化です。
二番目には、意味のある影響を自分で引き起こすことのできる人間は誰もいません。偉大な歴史的変化を導いた有名な人々もいますが、そうした偉人たちですら、一人で活動していたわけではありません。彼らは氷山の一角であり、山の頂上でした。決して孤独ではなかったのです。ではこうした変化を起こすための道筋とはいったい何なのでしょうか?
まず、私たちは「理想家」であらねばなりません。理想家こそがより良き世界を想像できるからですまた、私たちは「哲学者」であらねばなりません。主観性と先入観から自由である者こそが自らの理想を実現することの正しい意味を見出せるからです。そして、私たちは「ボランティア」であらねばなりません。この新しい世界は思慮や祈り願いから作られるのではなく、行動によってこそ作られるからです。それも自由に、効率よく、最高の意志に裏打ちされた行動です。

引用元:理想、哲学、ボランティアー変化のための三つの道ー

<総合的な取り組み>
理想主義、哲学、ボランティア。有益で前向きで永続的な結果を得るためには、この三つの道筋を組み合わせる必要があります。

引用元:理想、哲学、ボランティアー変化のための三つの道ー

世界はどのみち変化しますが、私たちは変化するなら、より良い方向へ変化したいと思っています。

もし哲学を反映させないまま理想家になれば、狂言がうまれます。自ら崇高な理想家と信じきっている狂言者たちは数多く存在しています。彼らはより世界を良くしたいと心から望んでいるのですが、哲学の実践と探究がないために、偏向や先入観、偏見でもって自分自身の努力を汚してしまうのです。狂言者は自分の信念を理由に即して説明しません。よって彼らの「より良い世界」のイメージは、自らの主観と経験の反映になってしまうのです。地獄への道は、良い意図をもって飾られるのです。肝に命じなければなりません。

引用元:理想、哲学、ボランティアー変化のための三つの道ー

なるほど。理想家だけれども哲学者でない場合、哲学ができないと自らの主観と経験でしか理想を描けないのかもしれません。

が、哲学の門をくぐるとき、理想主義は最初の、そして最も大きな変化を我々の中に意識させます。つまり、自分自身にできないことを他人に要求できなくなるのです。私たちは世界平和を夢見ますが、自分たちの隣人や両親を平和にさせることはできません。私たちは動物への思いやりを呼びかけますが、同胞たる人間をぞんざいに扱います。

引用元:理想、哲学、ボランティアー変化のための三つの道ー

この時点では、まだ行動が伴わないため、何か問題が起きても、自己責任論ということになりかねませんね。

世界を変えようとすることは水面にさざ波を立てることに似ていて、常に中心から始まるものであり、その中心にいるもはいつも自分自身なのです。
そして、哲学のないボランティアもまた無意味なものです。それは、終わりのない無駄な仕事となります。医師が対処療法ばかり繰り返して病気そのものに対処できないようなものです。飢餓や貧困、薬物、戦争に対する人類の戦いが一向に見受けられないのはこういうわけなのです。

引用元:理想、哲学、ボランティアー変化のための三つの道ー

哲学には「当たり前」を疑うプロセスが多いため、「当たり前」を疑えないから「当たり前」の範囲でしか理想を構築できないのですね。この状態では対処療法です。

ブッタやイエス、マーチン・ルーサー・キング、ガンジーのような優れた指導者は、人類を救おうとする中で、人々が自分自身を理解してよりよく生きるための知識を広めようとしました。つまり、哲学を教えていたのです。飢えた人に魚を与えるより、魚の捕り方を教えることの方が重要なのです。
最後にボランティアなくしては理想主義も哲学も単なる「良い心」であり、生き方においても実行力を持ちません。現実に何の結果ももたらさず非現実的な白昼夢に終わってしまうものです。心の力はきちんとあるのですが、より良き世界への道も変えることはできません。

引用元:理想、哲学、ボランティアー変化のための三つの道ー

理想主義、哲学、ボランティアを総合的に組み合わせる方法に長けた良き意志を持った人間たちによる効率的な行動なくして、良い変化が訪れたことは、人類の歴史において一度もないのです。

引用元:理想主義、哲学、ボランティアー変化のための三つの道ー

理想主義、哲学、ボランティア三つがそろってはじめて社会によい変化が起こるのですね!

教育格差の問題についてもわたしたちEPAが哲学をしつつ、理想を描いていきたい!と思っています。また世の中において、考えることと行動することは異なると考えられている節もありますが、行動の中には「調査する、計画する、研究する」も含まれているはずです。一例ですが、将来の夢が何もない子どもがなぜ多いのか?塾・予備校について直接的な言及が少ない理由や、立ち位置などをEPAは本気で調べていきたいと思っています。
今起きている問題についても目を塞がずにどんどん直視していきたいと考えています。また統計学という手法を用いて研究を行っていきたいと考えています。統計学を用いることで、社会の過去、現在を読み解き未来を予測することができます。教育格差に対して支援そのものが不要となるにはどうするかEPAが改革していきたいと思っています!!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。これからも、EPAをよろしくお願いいたしますm(__)m


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