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島ぐらし16日目〜下の名前

寝込んでしまった昨日。
昼に帰ってきて起きたのが夜中。
でもずいぶんましになった。

島の特産品のうちの一つに島で採れた海水から作られた塩がある。
これが超人気。
神の島と言われるだけあってか、そこで採れた塩はパワー強めなのか・・
お土産にとまとめて買われる方も多い。

今日はその塩の製品を納品しに業者の方が来られた。
初めましての私の顔を見て、すぐに気づいてくれて声をかけてくれた。

「初めてだよね?お名前は?」
お答えすると、「え〜と、下の名前は?」
そうなんです。
沖縄では下の名前を重要視する。
特に島では同じ名字が多いこともあるんだろうが、
でも下の名前を呼ぶのは、本島でもよくあることで、
女性に対しては旦那がいようが居なかろうが、下の名前を呼ぶことが多い。

特徴的なのは、音の伸ばし方。
例えば、かなちゃんという名前の方は、「か〜な〜」となる。
なんとも可愛くて親しみ感がある。

私の場合、年齢もあるし(たぶん…)昭和な名前で伸ばしにくいし、すぐにそんな親しみ感は出ないけど、
でもやっぱり「さん」付で下の名前で呼ばれることが多い。

基本、島人は人見知りさんが多い。と、私は思っている。
この人は島で働く人なんだと認識されると、その表情に笑みが見えてくる。
子どももそう。
中学生に「おはよう」と言って、言葉を返してくれた時、
あ〜認識内に入れたんだなと自己確認出来る。

よんな〜よんな〜
ちょっとずつ、慣れていこう。

賄いご飯

お昼は食事処のお手伝いをしているので、
賄いのご飯をいただく。
これがとても美味い。
朝も夜もあまり食べれないので、私の体は賄いのご飯で生かしてもらっている。
ありがたい。
ここに来て本当に思う。
ごはんを作ってくれる人、本当に有難い存在。。

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