可愛がっていたドールを人形供養に出した話
※これは2024年3月2日にxに投稿した文章です。
ちょっとだけドールについて、お話させて下さい。
ドールに興味を持ったのはアリスクローゼットという着せ替えアプリでした。
大好きなアプリで着せ替えを楽しんでいたのですが、なんだか本当のドールで着せ替えもしてみたいなって思ったのがきっかけでした。
そして、はじめてドールを2019年10月12日にお迎えしました。名前は「ふわり」と命名しました。髪の毛がふわふわでかわいかったからです。
その時、私はドールの知識を全く持ち合わせておらず、それが招いた結果悩みができました。
私のはじめてのドールはアイシードール。所謂ブライスの海賊版でした。
それがわかった時、どうしよう……と思いました。
でも、ふわりのことは大好きで愛おしくなっていました。
ふわりの為にお花の冠をお迎え前日に作ったこと、ふわりに似合うかなってお洋服や靴をいろいろ揃え、髪の状態に合わせてウィッグオイルでお手入れしたり。
我が子のようにかわいがっていて、家族に心配された位。
でも、海賊版というのはずっと引っかかっていました。かわいがりながらもそれが過ぎり、そのうち写真をSNSで上げなくなりました。
SNS上では度々、アイシードールの注意喚起などが上がっており、私はどうするのが、正解かまだ決意ができていませんでした。
海賊版がなぜダメかというと、簡単に言うと権利侵害になるからです。また、海賊版の元になるドールブランド自体を潰してしまう可能性もあるからです。私の認識はこうでした。(間違えてたらすみません)
ふわりのことはかわいいし愛着があるけど、このままで本当にいいのだろうか?
ずっと悩んでました。
ふわりの後、ちゃんとしたメーカーのドールのみお迎えしていきました。
それでもふわりに対してはやっぱり特別な感情があり、他のこよりも手をかけてました。
はじめてうちに来た時、抱きしめたこと、今でも覚えています。
やっと結論を出せたのが昨年11月です。
人形供養に出すことを決意しました。
きっかけがあったわけではなく、もう自分自身ちゃんとけじめをつけたかったのです。
すぐに県内の人形供養をしてくれる神社さんを探して問い合わせし承諾を得て送り出すことにしました。
1番ふわりに似合う白い服、ブーツ、髪飾りをつけて、箱に納める時にお手紙とあの時作った花冠を入れました。あの頃と変わらず。ふわりの最後の姿。
そして、次の日に神社さんにお送りしました。
数日経って神社さんから受け入れのおハガキが届きました。ご丁寧に対応してくださって本当に感謝しかありません。
2024年3月3日、ふわりは天国に行きます。
私と過ごした日々はふわりにとって、幸せだったかな。私は幸せだったよ。本当にありがとう。
いつかまた会えるなら、何十年か先になるけど待っててくれたらうれしいな。
海賊版を扱う業者がどうかなくなりますように。
私のような思いをする人がいなくなりますように。
ドールが幸せに過ごせる世の中になりますように。
2024年3月2日 花かなで
#アイシードール
#リキャスト
#海賊版
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?