東京優駿2022

キラーアビリティ

かなり前から決まっていた本命。
難しい馬だがG1ひとつで終わる馬じゃないはず。

初の東京コースだが、直線長く時計の出る東京24はおそらくは絶好の舞台、当日良馬場であればオークスの時計を見ても32秒付近の高速決着が濃厚。

皐月の上位馬に”速い馬”ではなく”強い馬”が台頭したこともこの馬を本命とする裏付け。

昨年エフフォーリアを負かしたシャフリヤールを再現するのはこの馬ではないだろうか。

ホープフルを的中した事や好きな馬ということで、若干の色眼鏡は否めないが上手く馬券を買いたいところ。

◯ドウデュース

武豊本人もコメントしていたが右手前が得意な馬。

小回りを要求される小倉と中山はコーナリングこそ右手前での道中は上手く運べるが、直線で手前のスイッチに苦戦する節がみられ、弥生皐月と勝ち切れなかった。

特に皐月賞では終始右手前のまま上がり最速という意味がわからない内容。
対して朝日杯はこの馬にしては手前の切り替えがうまくいって、直線勝負所できっちり右手前に切り替えて差し切り。

これらを念頭におけば、直線が長く広い直線で得意の右手前で勝負できる今回の条件は絶好に思える。

フォトパドックからも皐月賞からしっかり馬体を絞ってきたようにも見えるので人気サイドでは高評価の一頭。

ダノンベルーガ

皐月賞でも重い印の予定だったが、想定外に人気していたので勝負はしなかったがかなり評価していた一頭。

皐月賞を振り返ればキラーアビリティと同様、完全な逆境での競馬。荒れた内内を回っての及ばず4着はかなり強い内容。

そしてなんといっても石橋脩からの乗り替わりがアツい。
ドゥラメンテラッキーライラックetc
スターズオンアースもまさしくそれだ。

前走で仕上がり過ぎていた点、皐月賞から距離に若干の不安があるが能力と適正で3番手評価。

×アスクワイルドモア

なぜか過小評価されてきた馬。

父はダービー馬キズナ、母母アルゼンチンスター
近親にペルーサ、とダービーにゆかりのある血統。

前走8人気、京都新聞杯でレコード勝ち。
中団で内を追走、きっちり脚を溜めて差し切り勝ち。脚質的な岩田Jr.との相性の良さもあるがかなり操縦性の高い馬と見える。

折り合いを見ても距離延長に不安を感じないが頭角を表してしまったので、ある程度売れるかもしれないがメンバーを考えればまだまだ妙味のありそうな一頭。

札幌2歳Sはジオグリフの2着。4馬身千切られているが重い洋芝は合わなかったと断言できる。

1600より1800、2400より2200。
非根幹距離がベストな気はするが高速馬場適正で一発ありそう。


☆上位人気想定馬について

イクイノックス
距離不安は感じないものの血統面でキレる脚が必要なここでは合わない印象。(母型がゴリゴリの凱旋門血統)
皐月賞は想像を超える走りをしたが、枠と馬場には恵まれたとも言える。
異色のローテが疲労によるものであるならば、皐月賞の激走でおつりは無いと見てここは嫌いたい。

ジオグリフ
札幌2歳Sを楽勝、皐月賞で強さを証明した。
馬体や血統に加えピッチ走法であることを考えるとこれもパワー型に見えるが、動きはしなやか。
ドレフォン産駒という点でまだまだ未知数で、かなり悩ましいところだが軽視はできない一頭。
かなり前向きな気性で距離延長が不安だが、一戦毎に良化されてる印象。
怪物の可能性も。

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