生ミルキー

会社でお裾分けしていただいた。
新発売のものらしく、何個かパックに入っていて、かわいいバランスでひとつずつ丁寧に、銀の包み紙にくるまれていた。

安易な気持ちで普通のミルキーを想像した。錦鯉の「キャラメルは銀歯泥棒」のネタが頭をよぎり、クガッと思い出し笑いをしたくらいにして口に入れたのが最後、1瞬き(わんまばたき)する間になくなってしまった。
この硬度のギャップと爆発的なオトナの甘さに力が抜け、午後はなにもできない体になってしまった。歯が全て溶けてしまっていたのだ。

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