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ヒーリングカレントの紹介

アキレス腱炎と付き合って早14年目のアクセルトラッククラブの草野です。

今年は治療に関わる方やセルフケアのおかげか不安なく走れています。痛みや不安によって走る事がネガティヴに感じてしまう時間は本当に辛いもの…だからこそ今は痛みなく走るだけでも楽しいとすら感じます。

アキレス腱炎に限らずですがスポーツ、特に競技スポーツをする上で慢性的な疲労やその蓄積による障害は避けにくいものがあります。

そこでケアやメンテナンスと様々な専門家の力を借りる一方で、自分自身でもセルフケアを行い負担を減らしていくわけです。

そんなセルフケアグッズの代表格にATミニシリーズがあります。


ATミニは怪我からの復帰や携帯性を活かして『ながら』ケアで使っている方も多いのではないかと思います。

※もちろん私も持ってます


ATミニシリーズはマイクロカレント(微弱電流)を用いて患部にアプローチするのが特徴です。

このATミニシリーズの拡張パーツとなるのが今回本題となる

ヒーリングカレント

です。

発売は2023年6月との事で未だ知らない人も多くいると思いますが、ATミニをお持ちの方には是非試して欲しく紹介したいと思います。

ヒーリングカレントとは

まずは使用風景を見てもらえれば…先日のスポルテックにて伊藤超短波のブースにて体験している動画です。


ATミニは二股に分かれた端子を粘着パットに繋いで微弱電流を流す作りなのですが…

ヒーリングカレントは片方の端子接続する事で粘着パットと協働してケアをします。

ヒーリングカレント自体にバッテリーなどはなく、本体に接続するだけで使用できます。

※黒い物体がヒーリングカレント

ヒーリングカレントは主に2つのパーツで構成されています。

・本体(グリップ部)
・金属パーツ(ステンレス製)

このグリップ部に氷を入れて金属パーツで蓋をします。そして熱伝導によって金属パーツが冷却されるシンプルな作りですが、この熱伝導がヒーリングカレントの肝となっています。

※グリップ部は大きく見えるものの、中は空洞なので軽い
※空洞部に氷を二つほど入れて金属パーツで蓋をする

そして氷を入れて軽くシェイクすると金属パーツが結露によって濡れてきます。

この水分を通じて微弱電流を患部に届かせるのがヒーリングカレントの特長です。

※環境的に結露しにくい場合は適度に濡らすと良いそうです。



そして何より金属パーツの冷たさが絶妙。冷たいというより熱伝導によって患部周りの熱を吸う、という感覚で心地良さがあります。

上記の動画でもありますが数分のケアで効果を感じられます。この短時間での回復効果が練習や試合の合間でも使える!という手応えがあります。

アイシングによる効能は様々なものが知られていますが、そこにマイクロカレントを加えてしまおうという欲張りセットがここに完成しました。

担当の方の話を聞くと長時間ケアの目的で使われがちなATミニを、より短時間でもリカバリー効果を感じられるようにしたいとの思いがあるらしく金属パーツも熱伝導率にこだわって選択されたそうです。

なにより氷二つで患部の治療を実行できるのは屋外で氷を用意しにくい環境では心強いメリットにもなると思います。

『ながら』ケアのATミニが、練習中・試合中に休憩し『ながら』と運動現場の最前線でも使いやすくなってきました。

ヒーリングカレントだからこそできるケア、そしてそれによって救われる人も多くいるのではないかと思います。

個人的にはアイシングを伴うケアが必要・相性が良い症状がある人は気持ち良く導入できるのではと思っています。

興味のある方は是非!

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