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好きな町『人形町』で、ゆるり神社散歩。

今日は日本橋方面での用事のついでに、
『人形町』へ久々に立ち寄ってみました。


下町の面影がただようこの町は、かつて人形浄瑠璃など芝居小屋で賑わう町でした。人形を扱う職人さんや演者の方々が多く暮らしていたそうです。

以前この辺りが職場だったので、人形町、馬喰町、小伝馬町などは個人的に馴染み深い、思い入れのあるエリア。

(ちなみに「馬喰町(ばくろちょう)」という名前、いかつくて最初驚きました!この辺りは馬場があり、博労(牛馬の仲介人)が管理していたことが由来。)

では、いざ人形町散策へ。

道沿いの可愛い時計。
夜になると提灯に明かりが灯り、
良い雰囲気に。

末廣神社

日本橋七福神の一つでもあるこの神社。勝負災難除の神さまが祀られています。

とても小さな神社ですが、不思議といつも立ち寄りたくなる場所。今日も一番初めにご挨拶へ伺いました。

社務所には番頭猫さんもいて、運が良ければお会いできます。
今日はラッキーなことに、聡明そうなお顔を覗かせてくれました。


甘酒横丁

路地が多い町。
(PhotoACより素材を拝借)

人形町はお惣菜屋さんも美味しいところがたくさん♪

夕飯のお惣菜にと、お気に入りの焼き鳥屋『鳥忠』さんに立ち寄りました。
焼き鳥はもちろんのこと、秘伝だしの玉子焼きがとても美味しくておすすめです。


鳥忠さんのお向かいには、有名なたい焼き屋『柳屋』さん。
いつもすごい並んでいて、ここはなかなか買いに行けません。

餡子がずっしり、皮がぱりぱりで、一度食べたら忘れられないお味ですが、今日は長蛇の列で断念しました。

またリベンジしに行きたい。
(PhotoACより素材を拝借)


水天宮

もう一つ、好きな神社に寄ってみます。

安産祈願で有名なこちらの神社。
いつも優しく柔らかい雰囲気があり、ここも近くに来た際はつい寄りたくなる場所。

神社やお寺はそれぞれ雰囲気が違っていて、不思議で面白いですよね。
有名でも自分には合わなかったり、小さな神社だけどすごく好きになったり。こういう時、目に見えない何かってあるのかな、なんて思ったりも。



思い立って、築地本願寺へ。

次の予定のため、人形町から銀座へ移動中、
地下鉄の車内で「築地」の文字を目にした瞬間、

「築地本願寺に行っておかねば!」

という突然の衝動に駆られ、急遽寄り道することにしました。
(寄り道大好きなので、集団行動が向いておりません。笑)

いつ来ても本当に立派で圧倒されます。
かっこいい!
やっぱりかっこいい!!

東京都内における代表的な寺院の一つ。
京都の西本願寺直轄、浄土真宗本願寺派の寺院です。

ここは少しご縁があって時々訪れる場所ですが、いつ伺っても荘厳な佇まいに、気が引き締まる思いです。


外観がとてもカッコよくて、いつも惚れ惚れとしてしまいますが、
このデザインは東大の名誉教授、建築史家の伊東忠太博士の設計です。

仏教伝来のルーツ「シルクロード」を感じさせる、インド等アジアの古代仏教建築を取り入れたデザインは、建築研究のためアジア各地を旅された博士だからこそ造ることができたと言えるでしょう。


最後に。

今日はこんな感じで人形町周辺を散策してみました。

本当は「築地本願寺カフェ Tsumugi」さんにも寄りたかったのですが、時間が無くてこちらも断念。
小さな小鉢が並ぶ人気メニュー「18品の朝ごはん」など、美味しい和食や和スイーツがいただけるので、とてもおすすめです。


では、今日はこの辺で。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。

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