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私のカケラがあった
今日の冬至に合わせて、愛媛の実家に帰ってきました。12月の占星術研究会の時に「近いうちに実家に帰ります」と宣言。ちょうど冬至のあたりが予定がなかったので、ここで帰ることにしました。
陰が極まる日に両親に合うとは。なんせ3年ぶりにの帰省なのでちょっと緊張。
今回の目的は自分のルーツを知ること。父と母の両親(私の祖父母)がどんな人で、どのように育てられて、両親のことをどう思っていたの?と話を聞いてみたかった。
そしたら、父がアルバムを出してきて父の赤ちゃんの頃や学生の頃、母との結婚式などの写真を見せてくれて、「この人はお父さんの友達でね」「お父さんこの時眠くてねぇ」「お母さん、制服がかわいいからこの高校にしたのよ〜」とふたりとも写真を見ながら説明してくれました。
その姿に、とっても感動してしまって。
両親のルーツを知るほどに私が癒やされる。
父のアルバムの写真には、ひとことコメントが書いてあって、それは曽祖父が書いたものだと教えてくれました。それがセンスが良くて、どこかクスッと笑えるユーモアさ。書くことが好きだったそう。
祖母も書くことが好きな人。今でも手紙のやりとりをしています。書くことが好きなのは曽祖父から祖母へ、そして私へと受け継いでいる。
私の手先の器用さは母譲り。勉強好きな真面目さは父譲り。この数日間、父と母を観察していると、私のこういうところは父に似たんだな。ここが母に似たんだな。とあちらこちらに私のカケラが散りばめられていました。
少し前に私の腹の底で「当たり前にできることを自分で才能だと認めていない」という無価値感があることに気づいて、なんてことだ…と愕然としていたのだけど、こうしてルーツに触れていくたび、私のカケラたちは全て私に受け継がれているんだなあと思った時、無価値感など感じたら失礼すぎるなと感じました。
私は、私一人で考えていた。
違った。
一人などではなかった。
なかなか照れくさかったけど、小さい時のように父の背中に抱きついてみたり、母と一緒に台所にたって話したり、母の体に触れたりして、父と母との優しい時間を過ごしました。
相変わらず、母は細かく口うるさいし、父はひつこくおせっかい。昔はうっとおしかった母の細かさも、父のひつこいおせっかいも全て私への愛なんだなと思えたから、全部聞いてあげられました。
2泊3日の短い旅。
今までは「実家にいるのは2泊3日で限界」と思っていたのに「一週間くらいいたかったなー」と口に出している自分がいて、びっくりです。
いつも抵抗していた母との関係性。その抵抗がとけて、ちゃんと顔を見て目を見て話せる。とてもとても大きく前進した冬至の旅でした。(はあーーここまで来るのにほんとーーに長かった!!!このタイミングで受けてる8ハウス研究会が私の背中を押してくれた…感謝!)
ありがとう。また、帰るね。
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おばあちゃんかわいい!♡
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