私のほんの気持ちです。

200以上ある作品の中の3位入賞(♡1000以上)

今まで私が描いてきた中でおそらく最も評価された作品の評価値です。

そして、今まで私が描いてきた中で最も嬉しくなかった作品の評価値です。

専門学校に在学している頃、某スクロール漫画アプリと、私の通っていた学校がタッグを組み、一種の選手権のようなものが開催されました。
その頃私は、ちょうど別の漫画の仕事をいただけたばかりで、あまりそちらのスクロール漫画は時間をかけて描くことができませんでした。

しかし、いざ結果が発表されると、私の作品に沢山の♡がついており、3位に入賞することが出来たのです。
今まで見たことのない数の評価をいただけて、驚きと嬉しさを隠せませんでした。
その作品の最後の部分まで読んでいくと、読んでくださった方のコメントが読めるようになっていました。
【続きが気になる!】
【絵が可愛い】
そんなありがたいお言葉がある中、

【冒頭の絵の耳の描き方変すぎて内容入ってこない】

このコメントに沢山のグットボタンが押されていました。

悔しさや、悲しさよりもまず、恥ずかしさの方が勝っていました。

他の作品にはそんなコメントなかったのに。
私の絵って変なんだ。
しかもみんな思ってたんだ。

その後、この選手権の担当の方にそれぞれの作品を講評していただいている時も、担当の方にお話を聞いている時も、友達や先生に褒められても、何も嬉しくなくなってしまいました。

そして、学校を無事卒業し、漫画の投稿を始めました。結果は全然でしたけど。
すると、以前より描くスピードが、がくんと落ちました。
1時間でかけていたものが1日かかったり、1ページを描くのに何十枚も原稿用紙を無駄にしたり。

あのコメントが何度も何度も頭をよぎりました。

自分の描いた絵を見て、気持ち悪さが勝つようになってきました。

自分の描く物語が、つまらなく感じるようになりました。

漫画を描くことの何が良かったのか、分からなくなりました。

でも、描いていない自分が気持ち悪くて寝られなくなりました。

そうして、絵を描くことも、寝ることも、好きなことが何も出来なくなりました。

絵を描くことを辞めたいと、人生で初めて思いました。

このままではダメだと思い、一度全く関係ない職種に就職をし、そちらに没頭することにして、絵は趣味の範囲にしようとしました。
そうしたらまた漫画を描きたいと思い、描いてみました。

すると、恐ろしいくらい描けなくなっていました。

描き方がわからなくなっていました。

こんな自分に価値があるわけない。
高いお金払って学校に通わせてくれた両親に申しわけがなさすぎる。
でも、描いたらまた何か悪く言われる。
そもそも誰も見てくれないのに、描く必要あるのか?
こんなことを何年間も考えていたら、月日はあっという間に流れていきました。

そして、2021年の夏。

板橋ハウスを知りました。

きっかけは、好きな子との話の共通項を増やす為という、だいぶヨコシマなものです。

すると、御三方の面白さ、人間性にどんどん惹かれ、お笑いにも興味を持ち始め、めぞん、ピュート、軟水も好きになりました。

そして、この界隈に来た時、好きになったと同時に、また描いてみたいと思いました。

拙いながらも、まだ線画だけの状態ではありましたが、なんとか1枚板橋ハウスの3人を描かせていただき、勇気を出してTwitterに投稿しました。

何時間か経った頃、通知が来ました。

【ピュート 竹内さん がいいねを押しました】

かなっつ初めての板橋ハウスのイラストの1番最初の♡は、竹内さん本人でした。

そこからいろんな人が♡を押してくださりました。

そしてそこから何度かイラストを描いていた頃、
ある1人の女の子からフォローされました。

【こんばんは、かなっつさんの絵を影ながら楽しんでおりました!よろしければ繋がりませんか?】

その子がかなっつの1番最初のフォロワーであり、大切なお友達です。
その子は、今でもその事を自慢だと言ってくれます。イラストに♡もくれます。

そうして少しずつ、フォロワーさんもイラストにつく♡の数も増えていきました。

ずっと憧れていた絵描きさんからも褒めていただけるようになりました。

秋頃には、
プリあいの漫画を、描いてみても良いですかと
めぞんのお二人に尋ねると、
優しい言葉を添えて、快諾してくださいました。

劇場で初めてご挨拶させていただいた人から、
「あ!いつもイラスト楽しくみてます!」
と言っていただくことがありました。

劇場に行くと、一緒に電車で帰って、お話をしてくれる友達ができました。

誕生日に緊張しながらイラストを描くと、
それぞれがそれぞれの形で喜んでくださりました。

吉野さんの舞台の応援イラストを描いたら、
舞台出演者の皆様のご厚意で、入り口に飾っていただけました。

私のイラストをきっかけで、板橋ハウスの絵を描き始めたと言ってくれる子もいました。

イラストのデータが全部消えて凹んでいる時に、
「大丈夫?」
「無理しないで、楽しみに待ってるよ。」
と温かいお言葉を沢山いただきました。

イラストを沢山描いていると、
「無理しないでゆっくり描いてね。」
「お互い頑張ろうね。」
「いつも素敵なイラストをありがとうございます。」
「これからも楽しみにしています。」
と言っていただくことがありました。

この前のスペースでも、吉野さんと竹内さんが、
沢山貰いきれないほど、イラストを褒めてくださいました。

絵を描くことも、漫画を描くことも、楽しくてしょうがなくなりました。

今このnoteを描いている現在、
イラストは漫画を含めおそらく80枚ほど。
フォロワーさんも90人に達しています。

私の絵に素敵な絵という価値を
つけてくださったのは、
紛れもなく皆様です。

♡、RT、コメントをくれる皆様、
ありがとうございます。いつも大事に受け取らせていただいてます。

フォロワーの皆様、
こんな私のアカウントを見つけて、フォローしてくださり、ありがとうございます。

劇場で話してくれるみんな、
みんながいるおかげで劇場行くと楽しくてしょうがないです。ありがとう。

めぞんのお2人、
2人にしか出来ない漫才で沢山笑わせてくださり、あの時、漫画を描く許可をくださりありがとうございます。

ピュートのお2人、
初めてネタを見たのがピュートのお二人のネタでした。ネタを見るきっかけを作ってくださり
ありがとうございます。

軟水のお2人、
初めて劇場で見たのが軟水の主催ライブでした。
劇場に通うきっかけを作ってくださりありがとうございます。

板橋ハウスの皆様、
毎日の動画投稿で、沢山の笑顔をくださりありがとうございます。
沢山自由にイラストを描かせてくださり、楽しく描ける時間をくださり、ありがとうございます。

かなっつというこの存在は、
たくさんの皆様の存在によって救われております。本当に感謝してもしきれません。

皆様に恩返しが少しでも出来る様に、
これからも絵を描きますし、
私に出来ることなら全力で応援でも協力でもさせていただきます。
自分の夢に向けてもどんどん頑張っていこうと思います。

かなり長くなってしまいましたが、
どうしても全ての人に私の思いが届いて欲しくてこのような形で書かせていただきました。
拙いところもあります。
それも含めて、これからも何卒よろしくお願いします。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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