とぼりとぼり

先日いただいた嬉しいおたよりと、そこから繋がった初めての方々へ向けて。何か描きたいなと思いました。 浮かんだものを形にしたら、ヘッダーの絵が完成しました。 私がよく描くこの女の子にはまだ名前がありません。 描きはじめた当初、この子は言葉を集めて旅をする女版スナフキンのようなイメージでした。 この女の子は言葉を拾い集めながら、自分の名前を探しているのかもしれない。今ふっとそんな気がしました。 何者かになりたくて、もがいている。 そのさまに似ているように、この子は自分が何

お絵描きしながら、なにかに似ているなと思ったら。『ぼくは王さま』の絵だ！と思い出しました。子どもの頃好きだった本です。文庫本を買ってもらった思い出。

お絵描きは癒されます。

キャラクターが生まれるとき

キャラクターができるのは、突然で偶然である。私の場合、だいたいラクガキから生まれる。 最近よく描くのは、挿し絵で出している女の子だ。 メモ帳に描いた絵が気に入ったので、色塗りをした。そうしたら今度は、この子はどんな女の子なのだろう？と気になった。そこで、この子の絵を他にも描いてみた。いくつか描くうちに、どんどん愛着が増していく。 言葉を探して、旅をする女の子。 女版スナフキンのイメージだ。彼女のズボンの色は、スナフキンのカラーである緑色からきている。 名前はまだない。そ