シリーズ「霊の中に生きる」 No.11人の霊(11)⑨

シリーズ「霊の中に生きる」 No.11
人の霊(11)⑨

『直覚』

言葉につくせない、輝きにみちた喜び

●聖書の最高の教えは『霊の中に生きる』ことです。

シリーズ「霊の中に生きる」の第11回目です。

今回も「人の霊」について扱います。
今日はその第9回目です。

人の霊(11) - 牧師の書斎

聖霊による直観力

●ウオッチマン・二ーは人の霊の機能として、「直覚・交わり・良心」があることを述べています。その中から、今回は「直覚」という機能を取り上げました。

「直覚」という語彙そのものは聖書にありません。「直覚」を辞書で調べると、「考察によらずに、ただちに物事の本質を知覚するさま。直観的」とあります。

つまり、第六感、英語では「シックスセンス」と言われます。

聖霊による直観力は、聖書が意味する「信仰」とも言えるのです。

なぜなら、信仰はキリストのことばを霊の中で聞くことによって生じるからです。

今回、私は「直覚」を聖書にある例を通して説明できないものかと試みました。

果たしてそれがふさわしいものであったのかは分かりませんが、一つの解釈として話しました。

私たちが霊の中に生きるために、霊を活用するとはどういうことなのか、それは直覚という機能を活用することなのです。

たましいという通路を通すことなく、直接的に神のみこころを知る、そのために、「直覚」という機能があることに留意したいと思います。

それは、「うまく説明できないけれど、私の霊は喜んでいます」という確かな感覚なのです。

1:8

あなたがたは、イエス・キリストを見たことはないが、彼を愛している。

現在、見てはいないけれども、信じて、言葉につくせない、輝きにみちた喜びにあふれている。
1:9

それは、信仰の結果なるたましいの救を得ているからである。

ペテロ第一の手紙1章8〜9節

三一の神は私たちの霊とともにあります。


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